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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/04/28 12:48
チームSKY(5/1からチームINEOSに変わりますね)が主力となるまで、
昔からピナレロといえばカンパニョーロでした。
現在ではフレームは変わってしまいましたが。
長年ピナレロに乗り続けてきたモビスター(元レイノルズ~バネスト~ケスデパ)
は、カンパニョーロを今でも使い続けています。
(フレームカラーに合わせたBORAのカッコいいこと!)
というわけで、実はカンパニョーロと相性がいいピナレロだったり。
〇PINARELLO GAN S POTENZA
¥435,000-+TAX → ¥ASK!!!
今や語りつくされた感がありますが、最強のミドルグレードの1台「GAN S」。
硬すぎないカーボン素材とF8譲りの造形からくるエアロ性能とハンドリングが
組み合わされることで、他社の上位モデルを驚かせる走りを見せてくれます。
12Kの網目が美しい、T700グレードカーボンを採用。
それなりに重量・厚みがあるフレームなので、ヒラヒラ・パリパリと
いうよりはモリモリ進むようなイメージでしょうか。
シッカリ踏み込んで、パワフルに走らせてあげましょう。
ワンレバー・ワンアクションのカンパニョーロのエルゴパワー。
第1=ブレーキ、第2=シフトワイヤー巻き取り、第3=ワイヤー解放と
それぞれのレバーが独立しているので、構造がシンプルで軽量。
ポテンザは上位モデルの様に解放レバーの多段化には対応していませんが
変速操作が軽くなるのは大きなメリット。
ブラケット部の握りやすさやレバーの指がかりの良さもカンパならではです。
軽さと剛性、造形美と文句なしにカンパのアイコンとなったスケルトンブレーキ。
12速化に合わせて、一般的な形状になってしまったことを残念に思ったファンは
きっと多いはず。
リア変速は11段。
スプロケットの刃先との距離をキープするために、リアディレイラー形状は
かなり複雑で、見どころ溢れるものとなっています。
カーボンならまだしもアルミ素材でこんなややこしい形を作ってしまうとは、
さすがはカンパニョーロ。
アームを伸ばしてレバー比を上げたフロントディレイラーと、その大きなパワーに
負けないよう、がっちりチェーンリングを抑え込んだ構造の4アームクランク。
電動変速(EPS)の大トルクモーターにチェーンが押し付けられるような場合でも
ビクともしないでスパスパ変速してくれそうです。
足回りもしっかりイタリアつながりのアッセンブル。
ホイールはちょっと重いけど良く回る!と人気のフルクラムレーシング5LG。
タイヤはヴィットリアのザフィーロ25C。
これで沢山走って練習して、速くなったらもっと軽いホイールとグリップする
タイヤに交換してあげましょう。
バイクの速さが1~2ランク上がる事間違いなし。
フレームサイズは50。
適正身長はおおよそですが170cmくらいでしょうか。
(より詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
カンパの良いところは、シマノのスムースでストレスフリーな感触と違って
メカニカルなものを「操作している感」が強いということ。
このちょっとした変速操作一つとっても、なんだか気持ちいいという官能性能、
数値に現れない要素はカンパニョーロファンを惹きつけてやみません。
なので個人的には、絶対的な速さを求めない通勤や普段乗り用のバイクには
いつもカンパニョーロを組み合わせています。
単純な性能で言えばシマノのアルテグラなのでしょうが、趣味の乗り物として
さらなる深みを与えてくれるPOTENZA組みのピナレロ「GAN S」。
このGW期間のタイミングが手に入れる絶好のチャンスです!!