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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/05/11 15:05
「ボナセーラ!ボローニャ!!」
この一言で始まった、第102回ジロ・デ・イタリアのプレゼンテーション。
昨年の覇者クリス・フルームは不在。
期待のベルナルは骨折だかで不参加。
と、 チームイネオスの影響力が低くなりそうな今回のジロ。
誰が勝ってもおかしくないような混戦になりそうな予感がします。
そんな中でも、最もマリアローザに近そうなのがサンウェブのデュムラン。
TTが強くて、一定ペースなら登りもイケる。
一昨年の総合優勝者なので、3週間のレースの勝ち方を知っているのは強み。
で、そのライバルになりそうなのがユンボ・ヴィスマのログリッチェ!
レパルトコルサストアの広島店としては、大注目のライダーです。
ロマンディの最終日に見せたような、圧倒的なTT力が再び爆発すれば
ジロでの総合優勝も夢じゃないかも。
というわけで。
〇BIANCHI OLTRE XR3 105 ¥330,000-+TAX
以前 XR4、XR3DISC と立て続けに試乗した際に強く感じたのは
このXR3の持つ「オルトレっぽさ」。
中間加速やその後の速度の伸びといった平坦メインでの走りの良さは
トップモデルのXR4にかなり似ています。
エアロに軸足を置きながらも、オールラウンダーの要素も忘れていない
XR4譲りのフレーム形状。
単純な空力特性だけを切り取ったら、実はARIAのが優秀なんだとか。
どこにどう組み込まれているかはわかりませんが、確かに効いているのが
感じられる振動キャンセルシステム「カウンターヴェイル」。
XR3を店に戻して自分のBMCで帰った時「CVって乗り心地良いんだな・・・」
と感じたくらいなので、間違いなく効果はあります。
ディスクブレーキ仕様は28Cでしたが、キャリパーブレーキ仕様のこちらは
25Cと一般的なロードバイクサイズのタイヤを採用。
ホイールはフルクラムの「レーシング600」(単品販売がないモデル)
リアハブを見る限りレーシング7と同等くらいかと。
レーシング7はしばらく使っていたことがあるので良く知っていますが
これもかなり走るホイールと予想します。
フレームサイズは50。
おおよその適正サイズは170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします。)
他にマットブラックの47、ブラック・レッドの53もございます。
今日の第1ステージは、ボローニャでの個人タイムトライアル。
いきなりログリッチェとデュムランのガチバトルが見られそうです。
で明日以降、平坦ステージのスプリント争いも面白そう。
ヴィヴィアーニvsガビリアの、何かありそうな元同胞対決には要注目。
後半、TTそこそこ(苦手)の二―バリやイエーツ、マイカ、ロペス
といった山岳得意系ライダーがどうやって絡んでくるのか。
寝不足の夜が始まります。