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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/05/12 16:57
来ましたね、ログリッチェ!
第1ステージは平坦+激坂、雨予報、エースからスタートと他に類を見ない
妙な個人TTになりましたが、そんな中でも抜群の速さを見せつけました。
で、主力選手が軒並み走り終わった後は、アシストが走る姿をひたすら
見せつけられるという盛り上がりに欠けるなんともアレな展開に・・・
眠くてフラフラになりながらも、それを頑張って観ていたら。
やりましたね、サイモン・イエーツ!
まさか2位まで上がってくるとは。
一気に眼が覚めました。
というわけで。
〇SCOTT ADDICT 20 ¥269,000-+TAX
ミッチェルトン・スコットのメインバイクは、同じアディクトでも
よりレース志向が強い「RC」と呼ばれる方。
こちらはエンデュランス的な要素が与えられた「無印アディクト」。
フレーム造形は良く似ていますが、微妙に設計が変えられています。
「RC」と比べると、トップチューブが短く・ヘッドチューブが長めと
前傾姿勢を少し抑えたエンデュランスジオメトリーを採用。
ですが、言われなければ全然それっぽさは感じられません。
ブレードをワイド化したフロントフォークや、カムテール形状の
ダウンチューブなど空力的な見どころも多く、どちらかといえば
速そうなバイクという印象の方が強く感じられます。
弓なりに造形されたトップチューブから、滑らかにシートステーに
つながるライン=アッパーセクションが快適性を受け持ち。
快適性より剛性重視では?と思えるくらいのボリューム感を誇る
ダウンチューブ~BB周辺~チェーンステーのライン。
これらのロワーセクションが、加速の良さや運動性能を司ります。
タイヤサイズが28Cなのが、数少ないエンデュランス要素かも。
この価格帯ではどうしても「とりあえず」になりがちなホイールに
シンクロス製のしっかりしたものを採用しているのも好印象。
ストレートスポーク専用のオリジナルハブも剛性が高そうです。
フレームサイズはS。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
これの前身モデルに当たる「ソレイス」も、スコットのカテゴリーでは
エンデュランスバイクということになっていましたが、
良い悪いは別にして、肝心な快適性はほどほどながら、かなり良く走る
「速い」バイクだったことを思い出します。
「RC」ほど尖った乗り味でもなく、一定レベルの快適性を備えていて
ロードバイクに期待するキレのある走りも楽しめる「無印アディクト」。
これは本当の意味でのオールラウンダーかもしれません。