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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/06/07 14:21
今はなきカンパニョーロの山岳用決戦カーボンホイール「ハイペロン」の
系譜を今に伝える、激シブホイール「ニュートロン」。
ン十年モデルチェンジしていないのではと思えるくらいに(実際してない)
クラシックが過ぎるルックスですが、かつてのカンパホイールの乗り味を
現行モデルで楽しめる貴重な存在となっています。
〇CAMPAGNOLO NEUTRON ULTRA
¥120,000-+TAX → ¥102,000-+TAX!
ワイドリムでもエアロ形状でもチューブレス対応でもG3組みでもない
極めてプレーンなルックスは、今の目ではある意味新鮮。
見た目の通り、乗り味にも派手さは全くないですが
「ホイールは結局はバランスだよね」という事実を改めて感じさせる
奥深い味わいにディープなファン多し。
リアのスポーク組も、一般的な2:2と基本に忠実。
たとえどんな最新技術を持っていたとしても、バランスに優れる普通の
良いホイールを作る技術がベースにあってこそ活かせるというもの。
G3スポ―キングの乗り味とはまた違う、カンパらしさの基準の走り。
ファンならこれを知っておいて損はないでしょう。
ほんの少し、気休め程度に切削されたリム。
ホイール重量 1,509gというのは今の感覚では驚くほどではないですが
適度なリムの重さはホイールの転がり感に良い影響を与えるのも事実。
スポークのセンター位置をずらして、フリー側のおちょこ量を稼いだ
アシンメトリック形状は今でも使われている技術の一つ。
カーボン製のハブボディは、今でもシャマルあたりで見かけます。
丸っこい形状に「あーこれこれ」となる方も多いはず。
ただ、いくらバランスに優れるスタンダードなホイールだとはいえ
最新のエアロフレームに似合うような代物ではないのも事実。
ちょっと毛色は違うかもですが、「ニュートロン」のライバルは
「デュラエースC24」あたりなのではと思えます。
逆に、チョイ古のフラッグシップモデルあたりと組み合わせれば
かなりカッコよくハマるかもしれません。
アルミやクロモリの金属フレームならなお良し。
カスタム館のフレームで、一番相性よさそうなヤツはこれでしょうか。