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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/10/08 18:55
なぜなら。
この頃のカンパホイールのグラフィックの方がカッコいいと、個人的には
思っているからです。
〇CAMPAGNOLO EURUS
¥129,000-+TAX → ¥109,650-+TAX
アルミリムホイールのフラッグシップ「シャマルウルトラ」と基本構成を
同じくしつつ、ハブベアリングを「USB」ではなく普通のスチールボール
に変更したディフュージョンモデル・・・だったのですが。
先のワイドリム化(C17化)の流れから取り残されてしまった事で、逆に
ナローリムと旧型グラフィックを今に残す貴重なモデルとなりました。
フロント26mm/リア30mmと、前後でハイトを変える設計は現行のシャマル
と共通ですが、前述の通りリム幅は23Cタイヤに最適化されたC15。
クリアランスの都合で25Cがキビしい、時代的に23Cが前提で設計されている
そんなフレームのユーザーにとっては福音と言っていいでしょう。
切削処理もシャマルとは若干異なりますが、リム幅の違いを入れてもそこまで
大きな重量差はなさそうです。
ホイール重量1,504g(カタログ値)と、わずかに1,500gを越えてしまった
大きな要因がこのスチール製のフリーボディ。
PEO処理が施されたアルミフリーの方が軽さの面では有利なものの、耐久性
(対スプロケの噛み込み性能)に関しては、圧倒的にこちらの方が上。
ホイールの中心部なので、多少重くても回転への影響は最小限。
スチールベアリングを採用しているとはいえ、そこは回転性能に並々ならぬ
こだわりをみせるカンパニョーロ、実際の走行感は極めてスムースなもの。
同価格帯のライバルホイールのほとんどがスチール製のベアリングを使って
いると考えれば、これも大きなネガにはなり得ません。
ガンガン使えるタフさを備えた、高性能アルミリムホイールとして密かな
人気を誇る「ユーラス」。
シャマルと同等レベルの、軽快でキレのある走りがちょっとリーズナブルに
手に入るというのも、なかなかに嬉しいポイントです。
特に23Cタイヤ愛好家の方。
ラインアップに残されているうちに、確実に手に入れておきましょう。