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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/11/08 18:49
「レーゼロ」や「キシリウム」といったハイエンドアルミリムホイールと
同じくらいの価格で手に入るカーボンホイールとして、ビギナー層からの
ステップアップ組を常に悩ませ続けている・・・
フルクラムの「クワトロカーボン」が、数量限定20%OFF!!
〇FULCRUM RACING QUATTRO CARBON
¥172,000-+TAX → ¥137,600-+TAX!!
現在はグラフィックを最新のものにリニューアルして、「WIND 40C」と
いう新たな名前が与えられていますが、実際のところ中身は一緒。
継続してラインナップされ続けているとこからも、このホイールの人気の
高さがうかがえます。
リムハイトは40mm、登りも下りも平坦もイケる万能な高さで使い勝手は抜群。
1,555gの重量は超軽量とまでは言えないものの、重さが気になるほどのレベル
ではないので、履きっぱなしでほとんどのシーンに対応できるでしょう。
リムの形状は、上位モデルの「SPEED40」を踏襲しているものと思われますが
使われている素材は織り目が見えないUDカーボン。
いわゆるカーボンホイール的な派手さは薄いものの、最近はBORA(WTO)も
このタイプなので、正直ここは好みの問題かと。
リム内径はC17なので、推奨タイヤは25C。
ちょっと前まではワイドリム扱いされていましたが、今ではこれくらいの
幅がスタンダードのような流れになっていますね。
リムの内側は、スポークを通す穴がないツルッとした構造になっていますが
チューブレス(レディ含む)タイヤには非対応。
好みのタイヤが使えるというのは大きなメリットですし、リムテープも不要
なので、わずかではありますが軽量化も図れます。
肝心のハブはアルミの「レーシングクアトロ」と同じものを採用しています。
ここが「クワトロカーボン」がミドルグレードたる所以。
USBやCULTとは無縁のスチールベアリングですが・・・そこはフルクラム。
回転のスムースさと伸びの良さに関しては、他所のハイエンドホイール達と
比べても大きく劣るように思えないのはさすが。
リムの軽さとハブの回り良さが効いてくる、低速域からの加速やアタックの
キレなどは確かに「レーゼロ」の方が上ですが
30Km/hを越えた速度域からは間違いなく「クワトロカーボン」が有利かと。
平坦メインでたまに山、それも登りより下り重視のようなスピードマンなら
間違いなくハマる、見た目と速さを兼ね備えた一本です。