【PINARELLO】DOGMA65.1似のマッシブなディスクロード「RAZHA DISK」！
by: 小西真人

久々にコレ（F以前のDOGMA）系のピナレロを見ると、思っていた以上に

マッシブだったことに驚かされます。

この筋肉質なフレームのデザインがヨソのブランドとは一線を画していて

またカッコよかったんですよ。

〇PINARELLO　　2020　RAZHA DISC　105　　￥298,000-+TAX

鮮やかなマットメタリックブルーが、ピナレロのイメージとはちょっと違う

ように思われるかもしれませんが・・・

実はブルー（アズーロ）は、世界選でのイタリアチームのナショナルカラー。

そう考えれば普通にアリに思えてきます。

エアロダイナミクスを重視した現行モデル達とは一味違うRAZHAのフレーム。

前後の「ONDA」フォーク＆バックと、アシンメトリックフレームを活かした

独特な形状は今の眼で見てもインパクト抜群です。

PRINCE DISKよりも曲げが大きい専用フロントフォークは新規造形、ルックス

だけでなくハンドリングの面でもきっちりバランスを取ってきました。

路面に吸い付くような高い接地感を保ったまま、グイグイ曲がっていくピナレロ

特有のコーナリング特性は、このRAZHAにもキッチリ受け継がれています。

コンポーネントは定番の105。

油圧の105ブレーキ搭載バイクに乗る機会がちょくちょく増えてきたのですが

リムブレーキ的な自然なフィーリングは好印象。

効き過ぎて危ない、なんて言われていたのがちょっと懐かしくなってきます。 

そういった乗り味的な感覚も含め、普通に乗る分には「ディスクロードだから」

と特別に構えるような必要はないでしょう。

フレームサイズは50。

おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

2020年モデルで一気に増えてきたディスクブレーキロード。

どのメーカーも設計のコツをつかめてきたのか、スルーアクスル前提の剛性

バランスやハンドリングの感触などもだいぶ自然なものになってきました。

新たにスポーツバイクを始めるのなら。

2020年モデルのディスクロードはかなりアリです！