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【試乗インプレあり】これを読めばすべて分かる!PrinceFXとはどういう車体なのか徹底解説します。
by: 植野純

 IMG_20210109_145713_resized_20210109_031754860

 

 

 

 こんにちは

 

 

 

 

ワイズロードフジグラン広島店

 

 

 

 

スタッフの植野です。

 

 

 P21_PRINCE_FX_DISK_A231

 

(メーカー公式HPより)

 

 

 

今回はこちらのピナレロプリンスFXに試乗してきましたので

 

 

 

レポートしていきたいと思います。

 

 

 

 


 

 

 

そ・の・前・に!

 

まず今回のFXという車体がどういう位置づけ

 

 

なのかを簡単に解説いたします

 

 

 ピナレロ社はイタリアの自転車メーカーで

 

世界最大の自転車ロードレース“ツールドフランス”で総合優勝を

 

何度も成し遂げるバイクを生み出し続けるメーカーです。

 

その超戦闘用バイクがコチラ

 

P21_DOGMAF12_A551

 

それで今回試乗したPrinceFX(の仕様違い)がコチラ

 

P21_PRINCE_FX_DISK_A232

 

え?何が違うのっていう感じですよね。

 

しかしお値段が倍くらい違います笑

 

端的に言うと最上級の戦闘用フレームを素材を変えたりして

 

より一般向けの商品にしたのが

 

今回試乗したPrinceFXという事になります。

 

前評判だとPrinceFXでもかなりレーシーだと聞いていますが

 

どうだったのでしょうか。それではインプレへGO!

 

 

 


 

 

 

 

 インプレ場所はいつも通り平和大通りと比治山周辺。

 

 

 

フラットペダルですし、

 

 

 

がっつりと乗り込んだわけではありません。

 

 

 

 比較対象は所有している二台で

 

 

硬めのアルミバイクとフルカーボンエアロバイク。

 

 

両方ともリムブレーキ仕様です。 

 

 

以上のことを踏まえながら

 

 

 

 

この記事をお読みいただけると幸いです。

 

 

 

 

IMG_20210109_145251_resized_20210109_031755516

 

 

 

①持った感触・漕ぎだし

 

 

さすがに各メーカーの最軽量を狙ったモデルよりは重いですが 

 

 

そもそもピナレロはそういうピーキーな自転車を作らず、

 

 

どんなシチュエーションでも安定している

 

 

自転車を作っているので想定内です。

 

 

 むしろ想定より少し軽いとさえ思えました。

 

 

ホイールなどにまだカスタムの余地がありますので

 

 

これは最高のバイクになる予感が

 

 

 

この時点ですでに感じられます。

 

 

②乗り心地

 

 

これも意外と悪くありません。

 

 

使用タイヤがピレリのP Zero Veloだからなのも

 

 

あるでしょうが、

 

 

 

レーシングバイクらしい嫌な振動は伝わって来ません。

 

 

 (私が所有するフルカーボンエアロバイクは仕様もありますが、

 

PrinceFXよりかなり硬めの乗り味です)

 

 

 

IMG_20210109_145350_resized_20210109_031755123

 

 

 

③登り、平坦

 

 

まず登りなのですが、これも良いですね。

 

 

車体によってダンシングが良いけど

 

 

 

シッティングは…という車体もあると

 

 

個人的に考えていますが

 

 

このPrinceFXはどちらも全く苦にしません。

 

 

やはりどんなシチュエーションでも安定していると感じます。

 

 

続いて平坦は重厚感が感じられる走りです。

 

 

しかしこれはこの車体が、

 

 

 

という事よりディスクブレーキ仕様の車体だから

 

 

という理由かもしれません。

 

 

 私はディスクブレーキに触れる機会が少ないので

 

 

毎回新鮮に思う事なのですが、

 

 

 

 

ディスクブレーキ仕様の自転車においては

 

 

ディスクローターなど車重を重くする要因が

 

 

リムブレーキ仕様に比べて重心付近か、その下にあるため

 

 

より地面を這うような乗り味になりやすいのではないかと

 

 

個人的には思っています。

 

 

IMG_20210109_145334_resized_20210109_031755328

 

 

 

④スプリント、下り

 

 

 

やはりロードバイクの楽しみと言えば

 

 

 

スピードをある程度出してみる事じゃないでしょうか。

 

 

 

ということで道路交通法と道路上のマナー内で

 

 

 

 

少しスピードを出してみました。

 

 

 

まずスプリントなのですが、

 

 

 

これは底知れないものを感じました。

 

 

私が速く走るときに乗っている

 

 

 

フルカーボンエアロバイクがあるのですが

 

 

 

それより断然カチっと踏み込んでいる感触が強かったです。

 

 

一般的にみてもディスクブレーキ仕様だと

 

 

 

ブレーキ台座などで剛性がカッチリします。

 

 

それを踏まえても、さらに車体自体の剛性を

 

 

 

しっかり感じることが出来ました。

 

 

 

私のフルカーボンエアロバイクが、自然と踏んでてギアも

 

 

上がっているバイクだとすれば

 

 

PrinceFXはかなり頑張らないと

 

 

そもそもギアが上がらないという感じ。

 

 

例えが分かりにくいですが、鍛えられた選手が乗ってみると

 

 

後者の方が速く走れるのではないでしょうか。

 

 

そして次に下り。

 

 

これが今回の試乗で私が最も感動した部分になります。

 

 

 上の③平坦でも述べていますが

 

 

ディスクブレーキ仕様のロードバイクでは

 

 

 

より地面に吸い付く走りが

 

 

出来ますので、下りも安定感が違います。

 

 

思い描いていたラインをそのままトレースできる感じです。

 

 

 

下りが好印象だったことの要因に車体の

 

 

 

カッチリ感も挙げられるでしょうが

 

 

 

ブレーキの優位性もあると思いました。

 

 

やはりアルテグラの油圧ディスクブレーキはすごいんです。

 

 

 

ディスクローターの見た目がカッコイイこともさることながら

 

 

驚くくらいしっかり止まるので、走行中に余裕ができます。

 

 

 

レースの世界だと下りで100km/h近く

 

 

 

スピードが出ることもあるようなので

 

 

 

下りが安定するのも大きなアドバンテージにつながるでしょう。

 

 

 

☆番外編

 

 

前回のPARISの試乗の時もダートに行ってみたので

 

 

 

IMG_20210109_145713_resized_20210109_031754860

 

 

 

完全に舗装路で乗られることを想定しているバイクで

 

 

今回も落ち葉の上などを走ってみました。

 

 

IMG_20201223_171611_resized_20201223_055918467

 

 

(PARISの試乗の様子は上の画像をタップ!)

 

 

結果だけお伝えすると、いけないことはないです(^▽^;)

 

 

 

ディスクブレーキ仕様だから滑っても

 

 

 

すぐ止まれるという安心感が違います。

 

 

 

バイクコントロールが楽です。

  

 

 

☆まとめ

 

・カスタム次第で最強の軽くてどこでも速いバイクが作れる!

 

・登りはシッティングダンシング共に得意かも

 

・平坦と下りはディスク仕様&剛性のため重厚感があって好印象!

 

 

 

すこし玄人向けな気もしますが、

 

 

 

今より柔らかいホイールをアッセンブルしてあげると

 

 

 

初めての方にも行けるかもしれません。

 

 

 

 

それでは次のインプレ記事でお会いしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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