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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/04/24 16:05
こんにちは
ワイズロード広島店スタッフの山崎です。
坂道が苦手、もっとタイムを伸ばしたい、そう思ったことはありませんか?
トレーニングを頑張れば走りは変わるものですが、“パーツ”を変えるのも一つの手段ですよ?
目次
130年以上の歴史を持つフランスのメーカー『MAVIC』から、ミドルグレードのハイスペックホイールのご紹介です。
SLシリーズはミドルグレードに位置するモデルです。しかしその価格以上の性能故に絶大な人気を誇っています。
瞬間加速に重きを置いた低慣性軽量リムは、空気抵抗を最小にするためにNACA(今でいうNASA米国航空宇宙局)の技術からインスパイアされて設計されています。内幅21ミリとファットな幅に〇に近い形状のリムが特徴です。
漕ぎだしの軽さや扱いやすさからリム高32ミリに設計され、応答性を向上させるためのフラットなスチールスポークが特徴です。俗にいうストレートプル形状です。素材はスチール製で軽量面に意識している事が伺えます。
重量は1,499gとDISCである事を疑うほどの軽さです。
ホイールの合成は縦剛性と横剛性に分けられます。基本的に縦はシッティングの際に、横はダンシングの際に関わってきます。このモデルは横剛性を強く持たせることで、ダンシングをしやすいように設計されています。
2クロス組の24本のスポークテンションをすべて最適値にし、ホイールの安定性の要でもあるハブを、新型のインフィニティ ハブプラットフォームにすることで横の高剛性、安定性を得ています。
フリーハブはINSTANT DRIVE360で、40Tという細かいラチェットが備えられているので回転は滑らかです。
クリンチャー/チューブレスに対応するリムは21ミリですので、28Cにより適応したものになります。
リムベットの形状が新しくなり、着脱が更に簡単になっています。チューブレスの特徴として、乗り心地の良さ、転がり抵抗の少なさ、チューブが無い分摩擦も少なく効率性とグリップ力がアップなどが挙げられます。チューブがそもそも無いのでリム打ちという概念がなく、長く使用できるようになっています。
チューブレスが登場した当初は、クリンチャーに比べて重いディスアドバンテージがありましたが、今では重量的な圧倒差は無いです。また、クリンチャーに比べて空気圧を低くして乗れることで乗り心地の良さを得ています。MAVICのホイールを使用しているのでしたら、是非USTチューブレスを使用して頂きたいものです。
MAVICのホイールは決して派手と言う訳ではありません。全体的にマットに仕上げられロゴも一部分のみです。
しかしながらその独特な雰囲気により、遠目でも分かるくらい存在感を出しつつ車体を引き締めてくれます。
130年の歴史の輝きとでも言いましょうか、まさに最強の見た目です。個人的にリムのカーボン柄が唯一無二感が出てお気に入りです。
様々なホイールがございますが、価格的にも扱いやすさでも手の出しやすい位置にいますので、おそらくすぐに無くなってしまうと思います。
グレードアップに悩まれている方、ここは大きく新しい扉を開いてみませんか?
ご来店お待ちしております。