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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/09/08 14:41
こんにちは! ワイズロード広島店、新人スタッフの加藤です。
本日は、日本では少し珍しいメーカーの、レーシーな車体をご紹介します。
POLYGONは、インドネシアの自転車メーカーで、「POLYGON(多角的)」の名前の通り、マウンテン、ロード、アーバンといった複数の分野において最先端を追求するブランドとなっております。
エンジニア、テスト担当、デザイナー達が北米、ヨーロッパ、アジアに拠点を置いており、POLYGONの供給選手が2015年のMTBダウンヒルレース「RedBull Rampage」において優勝していることから、これからの成長がますます楽しみになるメーカーです(Polygon Bikes/ポリゴンバイクス 日本オフィシャルサイト/新家工業株式会社 から引用)。
横方向に広がったトップチューブ、多角形のダウンチューブ、アルミフレームとは思えない程末広がりのシートチューブと縦方向に広がるチェーンステー、どれを見てもPOLYGONが意図してデザインされたとしか思えないようなマッシブな作りで、優れた加速性能が期待できます。しかし、よく見て見るとシートステーは細く設計されており、快適性と、路面に関わらずしっかりタイヤが接地するという安定性の双方も兼ね備えていることが分かります。更にフレームの溶接が驚くほど美しく、ため息が出る程です。こだわりをここでも感じます…!
更に、ホイールの固定方式を前後スルーアクスルにすることにより、更なる車体の安定性・加速時の剛性感の向上を果たすととともに、ブレーキング時の車軸のよじれも抑えている為、下りでも安心してブレーキをかける事が可能です。どれもレーシングバイクには必須のポイントだらけですが、これをこの価格の車体で実現していることには脱帽ですね!
このS5 という車体は、ハンドルバー、ステム、シートポスト、サドル、ホイールのリムにおいて全てENTITY製のパーツを採用しており、統一感を出しながらもフレームの魅力を引き立たせる、絶妙なところを突くデザインとなっております。
個人的ポイントなのが、シートポストとホイール。シートポストはサドルのレールを固定するボルトが2本、つまり2点締めとなっており、角度調整が容易なのはもちろんの事、サドルの固定力向上に貢献しています。ホイールはリムがチューブレスレディとなっており、ゆくゆくはチューブレスタイヤに変えたい!という願いにも答えられるほか、ホイールのハブはNOVATEC製を採用し、優れた回転性能とかかりの良さを実現しております。
コンポーネントはほぼフルで105を採用し、優れた変速性能を体感できるほか、油圧ならではの秀逸なブレーキング性能を体感して頂けます。ブレーキに関しては、TRP製のブレーキローターを採用し、前後140mmとすることで車体の軽量化に貢献しています。フロントのブレーキの更なる制動力の向上を望まれる場合は、フロントのブレーキローターを160mmのモノに交換すると良いでしょう。
完成車のロードバイクでは珍しく、この車体には最初からフラットペダルが付属しており、ペダルという追加費用が浮きます!
他にも、ケーブル類もアウターからインナーまでフルでシマノ製を採用!(意外とココはフルでシマノ製を採用していない場合が多く、注目ポイントと言えます!)
いかがでしょうか。想像以上にオススメポイントが多く、長文になってしまいましたが、実写を見に来ていただければその理由がお分かりになるかと思います!店頭で残り1台、値段も非常に下がっていますので、気になる方はお早めに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。