スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/09/14 13:08
コンニチハ
自転車の性能をキープしてくれるケミカル
本日はは今まで使ってきたオイルの中で個人的に最推し!と言っても過言ではないオイル
を紹介します。
¥2,096(税込)
今回紹介するオイルは粘度が高く設定されています。粘度が高めに設定されている事で重たいギアでゴリゴリに踏まれる方に最適となっています。
なぜ粘度高いオイルと重たいギアでゴリゴリに踏む方の相性がいいのか。
その理由はストライベック曲線に隠されています。
(お手製なのでクオリティは期待しないでください)
急に理系じみた話になっちゃうのですが潤滑には3つの領域
境界領域
混合領域
流体潤滑領域
が存在しています。
これらの特徴を一つ一つ紹介します。
・境界領域
境界領域は自転車のチェーンが錆びている状態と同じぐらいの状態でチェーンとスプロケットが接触していて超摩擦抵抗がある状態となります。油膜が超薄くなっています。
・混合領域
油膜が薄くなっていて所々金属が接触していて摩擦抵抗はあるけど境界領域よりかはまだましかなレベルの領域となっています。
・流体潤滑領域
油膜によって駆動部が完全に離れた状態になっていて理想的な状態となっています。
流体潤滑領域に達せれるように粘度、回転数を高めにすればいいんじゃないか!と思われがちですが、それだと抵抗が非常に大きくなります。最も抵抗が少ないのが混合領域と流体潤滑領域の境目辺りとなっています。なのでケイデンスが高い人は粘度を低めに、ケイデンスが低い人は粘度高めにして調整すればちょうどいい位置になるのでは。
実はこのオイルの大ファンでレースに出てた時は必ずと言っていい程塗布していました。使ってみて踏めば踏む程進んでくれるオイルという感想を抱きました。自分の脚質にあっていて個人的にどのオイルよりも好きかなと感じています。粘度が高いので少し走ればチェーンが真っ黒になっちゃうけどそれが気にならないぐらい高性能なオイルでした。
個人的には激推しチェーンオイルなのでレースに出ていてケイデンス低めの方!是非検討してみては!?