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【スタッフインプレ】チューブラー徹底解説!おすすめタイヤもご紹介します!
by: フジグラン広島

こんにちは
ワイズロード広島店 山崎です。

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今回はチューブラータイヤのお話をさせて頂こうと思います。
チューブラー歴2年、総走行距離1万キロ以上とベテランの方に比べると足元に及ばないと思いますが、私なりのインプレをさせて頂きます。まずチューブラータイヤの解説をさせて頂き、その後私が使用しているタイヤをインプレ込みでご紹介させて頂きます。
あくまで私個人の感想でお店の意見では無い事を予めご理解下さいませ。


チューブラーとは?

 ざっくりとした説明になりますが、タイヤの中にチューブが入っており一体化した物をチューブラータイヤと言います。タイヤに合わせてホイールの形状も異なっており、チューブラータイヤ用のホイールが存在します。
一般的なホイールは、リムにタイヤのビートを引っ掛けるフックが存在します。対してチューブラーホイールはリムとタイヤをセメントやチューブラーテープ等で圧着する仕組みですのでフックが存在しません。ですのでチューブラーホイールはチューブラータイヤに限定されますが、フックが無い分ホイールが軽い利点も御座います。
それに加えてタイヤとチューブが分離しているクリンチャーに比べて、チューブラーはタイヤを取り付けた際に限りなく真円に近いので回転率の向上も挙げられます。

 摩擦抵抗の削減

今回は一番メジャーなクリンチャータイヤと比較をさせて頂きます。チューブとタイヤが分離しているクリンチャーに比べて、チューブラーは一体化されているので間で摩擦が起こりにくくその分駆動抵抗も少なくなっています。スピードや軽快性を重視するロードバイクにおいて有利な特徴です。

リム打ちパンク

リムとタイヤの間にチューブが挟まりパンクをしてしまう、いわゆるリム打ちパンクというものでクリンチャーユーザーは一度は体験された事があるのではないでしょうか?チューブラータイヤはそもそもチューブが露出する事が無いのでリム打ちパンクという概念がありません。
チューブラータイヤがパンクする際はスローパンクが殆どです。空気が一気に抜けてしまうクリンチャーと異なり、パンクをしても少しの間は走行が可能で修理可能な場所まで持ちこたえるケースもあります。

私のおすすめチューブラータイヤ

Continental SPRINTER 25mm

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価格:¥10,001(税込)

私が一番長く愛用しているタイヤで、同時に一番好きなタイヤです。ご存じの方も多いかと思いますが、ドイツ発祥のタイヤブランド「コンチネンタル」がレースカテゴリのミドルグレードとして発表しているチューブラータイヤです。レーサーが練習で使用したりそれこそレースで活躍していたりととても人気の高いハイコスパタイヤです。ラインナップは22Cと25Cの二つ御座います。
恐らくチューブラータイヤで人気ランキングがあるとすれば上位にヒットするであろうタイヤです。特徴としては、“スリックタイヤなのに路面を掴むかの様なグリップ力”でしょうか。スリックタイヤとは、溝が全く無いタイヤの名称で、転がり抵抗が少ない反面グリップ力が灯しいという特徴があります。しかしながらその概念を払拭するかの様な走りに初めて使用した際に感動しました。このタイヤにもコンチネンタルの伝統的な技術「ブラック・チリ・コンパウンド」が使用されています。特殊加工されたカーボン粒子を織り交ぜる事で、転がり抵抗はそのままグリップ力を格段に向上させるというものです。有名どころですとGP5000等、ハイエンドグレードに使用される技術を駆使して作られています。
殆どこのタイヤで走ってきましたが、ここまで走っても全く飽きない程に気に入っています。是非ともこの感動を皆様と共有したいものです。

TUFO S33 PRO 24mm

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価格:¥4,070(税込)

二本目は、チェコ共和国を代表する「TUFO」です。チューブラーユーザーの中では言わずと知れた名ブランドだと思いますが、チューブラーの設計・生産に特化したメーカーです。その拘りは凄まじく、機械化が進んだ現代において、殆どの工程を手作業で行い生産しています。
このタイヤの特徴は“柔らかくて、良く転がって、安い”でしょうか。タイヤに使用されているゴムそのものが少し柔軟になっています。(タイヤ交換がとても楽でした)更に適正気圧が6~8berと低めですので、その分柔らかく感じるのでしょう。正直柔らかさに関しましては人を選ぶと思います。というのも、チューブラータイヤは基本的に高気圧が殆どです。(私は普段9.5ber程入れています)チューブラーが初めての方は問題ありませんが、使い慣れた方ですとどうしても違和感が残るかと思います。直線での加速性はSPRINTERに勝るとも劣らないものがありますが、グリップ力はどうしても少し劣ってしまいます。しかしながらこの価格は非常に魅力的です。正直予備タイヤとして携帯するには十分過ぎるスペックですし、TUFOをサイクリング用、SPRINTERを決戦用に分けても良いかなと思いました。


 如何でしょうか。チューブラータイヤに悩まれている方の参考になれば幸いです。ご来店お待ちしております。

 

 

 

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