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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/11/23 00:55
11/27(日)まで開催中のホイール試乗会!!
これまでDURA ACEシリーズの試乗会、ULTEGRAシリーズの試乗会は個別に開催しましたが、両方の C36を乗り比べ出来るのは今回だけです。
比治山プチヒルクライムコースにて乗り比べましたので、
早速インプレしていきたいと思います!!
最強のアルミホイールFULCRUM『RACING ZERO COMPETIZIONE』
も忘れてはいけませんが、こちらのインプレは次回に。
まず初めにULT C36の名誉の為に申し上げますが、他社ハイエンドに肉薄する非常に優秀なホイールである事は間違いありません。そして、このホイールが15.8万円で購入できる事は奇跡と言えるでしょう。
(年明けからの値上げが発表されていますが)
ただただ、それ以上にDURA C36が凄いのです!!
そして、そんなDURA C36が23.3万円で購入できる事もこれまた奇跡なのです(DURAも年明けから値上げします)。
改めて2つの奇跡が重なった光景を目の当たりにしているのだと、
今回の比較インプレで強く思うわけであります。
大袈裟と思いますか?? ですが、年明けになって
『なんであの時に入手しておかなかったんだぁ!!』
などと後悔する前に本気でご検討下さい。
冬のボーナスの使い道はホイールですぜぇ兄貴(笑)
ほ、本題に戻りましょう(汗)
DURA C36とULT C36乗り比べて決定的に違うと感じたのは、登坂力・加速力・ハブの回転性能で、その中でも特に大きく差があると感じたのが登坂力でした。
物理的に重量差が影響している事は間違いありませんが、リム・スポーク・ハブの剛性レベルや構造体としての伝達性能の差もあると思います。
実際に最大斜度13%の比治山で常に2km/h近い速度差がありました。
仮にULT C36で10km/hで淡々と登れる距離10kmの坂があったら丁度1時間で登れますが、DURA C36なら50分で登れてしまうのですから、ちょっとの差ではありません。
ULT C36のインプレで軽さ・登坂力の体感的な差は1.3~1.4倍と申し上げましたが、あながち間違いではなかったという事です(ドヤァ)。
(ULT C36のブログはコチラをクリック)
これも登坂力と同様に軽さが影響している事は間違いありませんが、やはり構造体としての剛性と伝達力の差が影響していると感じます。
漕ぎ出しの軽さは言わずもがな、中間加速からトップスピードに近い速度域であったとしても踏み込みに対してリニアに加速していく様は、明らかにDURA C36に軍配が上がります。
そして、漕ぎ出した瞬間に感じる軽さの差は、平坦・登坂・巡航からの再加速など全てのシチュエーションで違いとなって体感出来ます。
リム形状からくるエアロ効果と巡行性能には大きな差は無いと思いますし、この点はULT C36も非常に優秀だと感じますが、脚を止めた後の空転時や下りコーナーへの進入時などでは速度に差が出ます。
一定速度で走り続けるシチュエーションでは差を感じにくかったとしても、アップダウンやコーナーをこなす過程で必然的に脚を止めた瞬間など、ふとした瞬間に速度の差を感じてしまいます。
まぁ、上の2つの項目の方が影響が大きいですからそこまで気にしなくてもとは思いましたが、長距離になる程にタイムや疲労という形で差となって出てくると思います。
ずばり簡潔に言います。
12速の環境下で予算が許す方はDURA C36を買いましょう!!
以上
と言いたいところですが、これでは締まりませんね(汗)
ULT C36も十分優秀なので不満は無いと思いますのでご安心を。
DURAと比較するとどうしても辛口評価になってしまいがちですが、冒頭にもご説明した通り他社ハイエンドに肉薄する類まれなミドルグレードです!!
今週末まで試乗会を開催中ですので是非この良さをご体感下さい!!
(試乗会の詳細はコチラをクリック)
もし予算はあるけど11速の環境下という方には、とっておきのおススメホイールがありますので、その方は、、、
是非店頭でご相談下さい(含み笑)
余談ですが、今週末はバイチャリ出張買取も開催します!!
軍資金作りに是非ご活用下さい(笑)
(出張買取について詳しくはコチラをクリック)
以上