店頭にあるフレームセットでバラ完を妄想してみた件①コンポーネント編
by: 高橋尚友

こんにちは
広島店スタッフ 髙橋です

今回はタイトルの通り、広島店にて在庫しているフレームセットをスタッフだったらどう組むか!を勝手に趣味レーションしてみます!!

土台となるフレームはこちらっ

BIANCHI SPRINT DISC

販売価格:¥162,000(税込)
サイズ:52


フレームのご紹介っ

SPRINT(スプリント)はビアンキのフルカーボンフレームです。ぱっと見は従来からあるオーソドックスなスタイルですが、細かくみていくとモダンで考えられたスペックを持っています。

ぱっと見は直線基調ながらも、ダウンチューブやヘッドチューブ、フォーク付近は前面からの空気抵抗を抑えるように流線型を使用。見た目だけでなくはっきり効果として感じることができます。

それだけではなく、絶妙なカーボンレイアップによってしなやかさも併せ持っています。実はカーボンの方がアルミよりも乗り心地を向上させることができるので、快適なサイクリングを楽しめます。正直、買うか本気で悩んでいた時期もありました。ご縁がなくて流れましたが。。。

そしてバラ完をする上で大事なのがコラムやシートポストなどの規格です。コラムは1-1/8・1-1/4のテーパード、シートポストは27.2mmです。一般的な内装(インターナル)なので、汎用パーツが使用できカスタムの幅がとても広いです。

コンセプトは『快適』

どんな仕様に”しよう”かと言うことで、今回目指すのは100km越えのロングライドもへっちゃらな快適仕様です。フレームのしなやかさを生かしつつ、快適でメカニカルトラブルも少ないようにパーツ構成を考えていきます。手っ取り早いのはもちろんフラッグシップパーツたちで固めることですが、それでは面白くないですし、競技仕様ではないのでランニングコストも抑えられる部分は抑えた構成にする予定です!

必要なパーツ一覧

・コンポセット
・BB
・ペダル
・ハンドル
・ステム
・シートポスト
・サドル
・ホイール
・タイヤ
・ライトなどオプション装備

初回はコンポ編

初回となる今回はコンポーネント選びです。コンポーネントとは、変速やブレーキなどライダーが直接操作するパーツたちのこと。その分、ユーザービリティの良し悪しが分かれる部分です。

コンセプトは快適、そしてメカニカルトラブルも少なく初心者でも安心してもらえること。となると候補に入ってくるのは以下の3つでしょうか。

①SHIMANO・ULTEGRA(R8020)

参考セット価格:¥160,000前後

やはり安定感を求めるならシマノが候補入り。最高峰DURA-ACE(デュラエース)になると価格も跳ね上がりますし、消耗品も高価になりますので、肉薄する性能を持つULTEGRA(アルテグラ)で十分でしょう。しかしもう在庫がからっきし、、、物理的にセットで手に入る可能性が限りなく低いので、GRXも実は候補に入れたかったですが今回は見送りです。。。

②SHIMANO・105 Di2(R7170)

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参考セット価格:¥250,000前後

昨年出たばかりのシマノ最新コンポ、そして電動&セミワイヤレスで変速を行ってくれるDi2モデルです。変速は2×12と多段。ギアを細かく選択することができるので、ロングライドにもうってつけです。また、リアのギア(カセットスプロケット)も11-32・11-34とワイドなギアを選ぶことができ、様々なシチュエーションが考えられるロングライドにおいてしっかりカバーをしてくれます。

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もちろんDi2なのでカチッと変速ストレスなし。もちろん油圧DISCなので安定した制動力を持っています。

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広島店でも在庫あり!!

③SRAM RIVAL e-TAP AXS

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参考セット価格:¥250,000前後

そしてダークホース・スラム。105Di2同様に前2×後12の電動変速で油圧DISCというのは変わりませんが、e-TAP AXSは完全にワイヤレスです。変速機はつけるだけ状態ですし、エレクトリックケーブルの取り回しを考える必要もないので、フレーム内部には油圧ホースのみが内装されるというスッキリした見た目になります。

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そしてもう1つシマノと違うのがギア構成です。スプロケットの最小「10T」があり、フロントチェーンリングも48 / 35と45 / 33と特徴的です。これによって幅広いギアレンジをカバーすることができます。もっと言えば最小ギア比が0.91にしつつ最大ギア比は4.9を同時に達成することも可能です。このカバー範囲はシマノでは達成することが通常は難しいです。105Di2もワイドレシオでしたがそれを超え他広さでオースラウンドにこなせてしますのがいいところですね。

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さらにさらに、よりワイドギア比に対応したXPLRモデルにすれば、SRAMのマウンテン系のスプロケットも使用でき、さらに幅が広がります。ここまでするともはやグラベルバイクになってくるので今回のコンセプトではやりすぎかもしれません。

広島店でも一部在庫中!ギアのみ別個ご用意必要です!!

選ばれたのは・・・

今回私が選んだのは、、、ズバリRIVAL e-TAP AXSです!!ほんとに自分が1台目として快適重視で買うていで在庫など含めて、本気で考えました。105Di2とものすごーーーーーーーーーく悩みましたが、やはり決め手はギア構成の幅広さです。味噌なのは最大ギア比をシマノと同等にしつつワイドギアを選択できる点。軽いギアを重視しつぎてペダリングを回し切ってしまう心配もないので、本当に幅広く使用できます。
と言いつつワイドレシオ(一昔前で言うと乙女ギア)じゃないと坂道に負けてしまうので軽いギアが欲しいという現実的な部分もあります(笑)

RIVAL eTap AXS Rear Derailleur

ギア比はフロント48 / 35、リアはRIVALシリーズではなくFORCEシリーズの10 / 33でしょうか。10 / 36だと大き過ぎますし、10 / 30だとせっかくのワイドギアが生かしきれません。このようにあるパーツだけグレードを変えてあげるのも一つカスタマイズの秘訣になります。


初回はコンポを選んでみました!!
次回はホイールか、ハンドル周りを決めていこうと思います〜

皆様ならどうやって組もうか、一緒に妄想を膨らませていただけると嬉しいです。ではまたっ

 

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