【スタッフインプレ】総額約270万円！　試乗即売会対象の高級バイク達を乗り比べてみました～
by: 山崎 航世

こんにちは
広島店の山崎です。

試乗即売会開催中！

2/23～3/5にかけて試乗即売会を開催しておりましたが、好評につきロスタイムとして12日まで続行しております！あと二日ですが皆様是非お試しください！

元試乗車として活躍してくれた高級バイク達を実際に乗って購入出来るイベントです。こんな機会は滅多にありませんので是非遊びに来てくださいね。まだご存知無い方は先に下記ブログをチェック！

※DE ROSAに限り試乗のみ、新車(バラ完)販売となりますのでご注意下さい。

COLNAGO　V3-RS

定価：￥1,096,011-inTax
→試乗車特価：詳しくはASK！
サイズ：500
モデルイヤー：2022

COLNAGO　V3

定価：￥514,000-inTax
→試乗車特価：詳しくはASK！
サイズ：500
モデルイヤー：2020

DE ROSA　838

定価：￥599,800-inTax(WH-RS171)
　　：￥699,800-inTax(RACING ZERO CMPTZN)
→試乗車特価：詳しくはASK！
モデルイヤー：2022

TREK　EMONDA SL5

定価：￥349,800-inTax
→試乗車特価：詳しくはASK！
サイズ：52
モデルイヤー：2021

一番凄かった！絶対的レースバイク「V3-RS」

私が過去に経験したバイクの中で、“一番良い”と感じる程圧倒されました。初速からハンドリングまで全てがシャープで軽やかにも関わらず、乗り心地が驚くほど“優しい”んです。決して柔らかい訳ではないのですが、剛性が高いバイク特有の突き上げる様な硬さが感じられず、低速域でも楽に扱える印象です。それでいて坂でも平坦でもグイグイ加速して行くので長距離走行でも体力を温存しながら戦えるバイクだと感じました。

一般的なフラッグシップに相当するレーシングバイクは、推進力・加速力を追求する為に剛性(踏み応え)をかなり高くしています。プロ選手がレースという過酷な環境下で踏みつけるのですから、相当な剛性・耐久性が必要になるのは容易に想像出来ると思います。その硬さ故の突き上げる様な振動や体力を削られる程の踏み応えから、相応の脚力が無いと扱い辛く感じる事も有ります。
V3-RSは、間違いなくその概念を覆すバイクです。

登坂に関しても最高です。オールラウンドバイクだけあって出だしから高速域までしっかり加速する印象です。しっかりした剛性が踏み込んだ力を逃がさないのでダンシングが行い易く、登坂時も快適性を保ちながら加速できるバイクです。

ミドルグレードとは思えない完成度「V3」

V3は、最高グレードであるV3-RSから技術を流用しつつ剛性感を落として扱い易さを重視した、ミドルグレードに相当するバイクです。V3-RS自体乗りやすかったですが、乗り心地に関しては剛性を落とした分V3の方がかすかに柔らかく感じました。

漕ぎ出しの軽さやハンドリングはV3-RSと比べると多少差はありますが、それでもかなり軽く仕上げられています。加速に関しても全く不満が生まれず快適に走れました。個人的には登坂時の走りが気に入りました。ねばりのある様な加速の仕方なので、ダンシングのタイミングが合わせやすく、楽に走りながらも加速出来ました。

平坦でも想像通りの加速感です。中～高速域までしっかり対応てくれます。流石にV3-RSに比べれば反応速度は劣りますが、それでも十分早いですし、それがむしろタイミングが合わせやすくて心地いい方もいらっしゃるでしょう。

サイクリングユーズに最適「838」

白一色にロゴのハートが目立つカワイイ見た目ですね。実はこのホワイトカラーはワイズロードオリジナルなんですが、他のカラーリングに比べてもデローザ感が出ていて一番好きですね。

乗ってみての感想は、良くも悪くもニュートラルに徹したバイクだと感じました。全体的にエンデュランス寄りですが、坂道・平坦と平均80点台の優等生という感じ。剛性柔らかで粘りある加速感があり、踏み込んでから半テンポ遅れて反応する印象です。平坦、坂道共に速度を出さずゆったり走りたい方、ケイデンスが低い方にピッタリだと感じました。

巡行に関しては、中速域まで対応しますが(32㎞～)、高速域に入ると少し心もとない印象です。装備されているホイール(フルクラム レーシングゼロ)のリムハイトが低いのも大きく影響しているので、リムハイトが高いホイールに交換されるだけで平坦でも活躍できるバイクになるでしょう。

また、試乗車には105 Di2コンポーネントが搭載されています。アタックをかけた時でも確実に変速してくれるので変速において心配はありません。

がっつりロングライドにオススメ「EMONDA SL5」

エモンダと言えばコンタドール選手の愛機でもあった山岳バイクとして有名でしたよね。2020年にモデルチェンジを果たし、空力性能を追加する事でオールラウンドに走れるバイクになりました。

漕ぎ出しの印象は乗り心地の良さと直進安定性の高さです。スムーズに走り出し、そのまま中速域まで何も考えずにただペダルを回しているだけで簡単に加速出来ました。こちらも838同様に、ハイケイデンスを望まない方にヒットするのではないでしょうか？
登坂に関しては、剛性が柔らかい為速度を求めないのであれば、楽して乗れる扱い易いバイクなのですが、ダンシングを多用して加速して行きたい方から見れば、もっさり感を感じる部分があるかと思います。
ただ、フレーム自体は万人受けするニュートラルな性能なので、ホイール等を変えてあげるだけでレーススペックに出来るほど、カスタムベースとしてのスペックが高いと感じました。

試乗上の注意事項(必ずお読み下さい)

■ご試乗の際、簡単な書類記入・顔写真付きの証明書『免許証』のご提示をお願いしております。※ご提示頂けない場合は貸し出し出来ません
□未成年の方は保護者同伴での試乗をお願い致します。(保護者の方の免許証のご提示をお願いします)
■当日の試乗受付は16時までを予定しております｡日没前(16時半)までにご返却をお願いします。
□試乗時間は混雑具合にもよりますが一時間程度とさせて頂きます｡(日を跨いでの貸し出し等、長期貸し出しは予定しておりませんので予めご了承下さい) 
■悪天候や路面状況が悪い場合は貸し出しを中止させて頂きます。
□走行中はヘルメットの着用をお願い致します｡(貸し出しております)
■道交法を遵守の上、マナー良く走って頂くようお願いします。
※試乗車受付規約に同意できない方はご試乗頂けませんので予めご了承の程よろしくお願い致します。

如何でしょうか。試乗即売会は、今月12日まで開催予定ですので、是非広島店へ遊びに来てください！また、現品限りですので即断即決をオススメ致します。中には廃番モデルも存在するので、お探しの方はまたとないチャンスです。ご来店お待ちしております～