【Wilier試乗レポート】さすがフラッグシップモデル!乗り味も塗装も超一級品です!
by: 加藤孝典

少しレポートが遅くなりましたが、7/6にウィリエールのフラッグシップモデル”wilier FILANTE SLR”を試乗しました!では、試乗レポートいっちゃいましょう!

登りも余裕でこなせるエアロロード

登りはライダーの出すパワーを自転車が素直に受け止めてスッスッと進んでいくような、人馬一体となってクライミングできるようなフィーリング。向かい風が来ても押し戻されるようなことはなく、ホイールが風を切り裂き前へ進んでいくエアロダイナミクスをしっかりと感じるバイクに仕上がっていました。

手に取るようなコントロールのしやすさ

ステム一体型ハンドルの効果で、ダンシングの時のバイクの左右の振りがとても軽く、バイクコントロールがキビキビと反応。特に下りのコーナリングは変なふらつきや不安感は無く、バイクの安定した挙動はレースでもばっちり決まると思います。
また、フォークのクリアランスも広くとってあるので。より幅の広いタイヤを履かせることもできると思います。wilierはイタリアンブランドなので、Campagnolo BORA WTOなど履かせるといいかもしれません!たぶん。

クライミングバイクと言っても過言ではない!

空力にも軽さにも注力したFILANTEは登れるエアロロードという立ち位置を確立したと思いました。一台でどこでも走れるオールマイティさは某S社のターマック SL7や、某P社のドグマ Fを彷彿させるモデルであろうと思います。価格も最近軒並み150万や180万など超高額になりつつある中で、ULTEGRA DISC Di2完成車で103万円。金銭感覚がバグっているのか、安く感じてしまうのは私だけではないはず!たぶん。。

カープのヘルメットぐらい赤い

ギラギラと光沢を放つ中、しつこくない色味はまるでカープのヘルメット級。

いま現在私が所有している自転車はリムブレーキ・機械式シフト・Campagnolo EURASというアッセンブリ。それに比べると別物すぎて単純比較できませんが、速いバイクに間違いはありません。

ダンシングの捻じれ感や、ステム一体型ハンドルの特性などはレースレベルでガツガツ使える仕様です。もちろんセッティング次第で乗り心地を重視したバイクにもできるので、一台あればどこでも、どんな乗り方にもさせられる、良いバイクだと感じました。

また、欲しいバイクが一つ増えました。

 

 

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