【インプレ】荷物を持って出かけたくなるフォルムは冒険心をかきたてる　Tern Quick Haul D8試乗レポート
by: 加藤孝典

カーゴバイク：物を運んだりするのに特化したデザインのバイク。
試乗イベント「ぷちスポーツバイクデモ in 広島」で展示したe-バイク”tern Quick Haul D8”の試乗レポートをお届け。

tern Quick Haul D8

color : Matte OLIVE
￥327,800（税込）

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気になるユニットはBOSCH

インパクトドライバーや自動車用品、産業機械で有名なドイツのブランド、BOSCH（ボッシュ）のパワーユニットを装備。後ほど書きますが、自分の出すパワーに応じて徐々にアシストが効いてくる印象。日本の電動アシスト自転車のように、ある一定のスピードになるとポンっとアシストが効く感じではないので、あくまで自分の脚で乗るということに重点を置いたと言えます。

手元でアシストの強度を操作できる画面も装備。コンパクトでシンプルな配置は走りに集中できるポイントです！

ガッチリしすぎるリアキャリアが荷物を安全に運ぶ

広いスペースが確保されたキャリアは荷物を入れたカゴやカバンを、グラつくことなく運べそうです。荷物の固定のバンドとかも引掛けやすいようなスペースもあり、多少重い荷物もバッチリ固定できるでしょう！

駐輪時でも倒れることを知らないセンタースタンド装備

ゴツイ作りのセンタースタンドはバイクにも使えるんじゃないかと思うくらいがっしり。荷物を満載でも、ふらふらしないでしょう！

気になる乗り心地は、、、

乗り心地は至って簡単。シームレスなアシストとしっかりとしたフレームが織りなすしなやかで力強いバイク。自分の出すパワーに応じて徐々にアシストが効いてくる印象で、「ちゃんと自分の脚で走ってね。足らん分はアシストしちゃるけぇ」という感覚。更にこの積載量。二日ほど自由に使えるのであればこの自転車を使って、キャンプに行きたかったです。

車体自体が長いため、まっすぐ走ることに関しては安定感がすごくいいですが、曲がるときにお尻がコーナーの外側に振られるような感覚があります。しかしながら、荷物を運ぶという目的にはピーキーさは必要ないので、全てにおいてマイルドな走りに仕上がっています

旧かとう的「ここかっこよくね？」ポイント

気づいていますか？広島店にはかとう君が2人いることを。2020年に入社した僕が旧かとうです。そんな僕が「ここかっこよくね？」と思うポイントは、、、

それはこのテールライト。一見何の変哲もないテールライトですが、隠れた工夫がありまして、、、

バッテリーから延びるコードはキャリアの骨の中を通って接続。見た目が落ちやすいワイヤー類はキャリアのなかを通すことでスッキリ。荷物が引っかかって断線ということも起きにくいので、「ここかっこよくね？」って思いました。

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二日間ありがとうございました！

大盛況のうちめったにお目にかかれないバイクから、あまり流通していないバイクから、たくさん見れた今回の試乗会。ご来店いただいたお客様はじめ、colnago , tern などのブランドの輸入代理店アキボウ様ありがとうございました。いつかは分かりませんが、またいつか試乗会イベントを開催するかもしれません。お楽しみにお待ちください。ではまた！