【ｽﾀｯﾌｲﾝﾌﾟﾚ】MAVICが好きになる！やっぱりすごかった、KSYRIUM！
by: フジグラン広島

こんにちは！ワイズロードフジグラン広島店スタッフの加藤です。
本日は、私がつい最近手に入れた、憧れのホイールから感じたMAVICの凄さをお話しさせて頂きます。

今回紹介させていただくのは、今は廃盤のKSYRIUM PRO SL。
このホイールの最大の特徴は、なんといっても軽量×高剛性であるところです。
前後重量1395gという驚異的な軽量性を誇るこのホイールは、カーボンを採用したフロントハブやパキパキのアルミ製ジグラルスポーク、フロント24㎜・リア26㎜ハイトの超軽量ISM4Dリムによりその高性能を実現しています。

さらにこのホイール、凄い所が一つ。
それは、ハブの玉当たり調整を“車体の装着した後に”行えるところです。付属のタイヤレバーの反対側にハブ軸左側に丁度はまるような造形が施されており、クイックリリースの締め付けに関係なく、シールドベアリングの性能を100％発揮できるようになっています。（スゴ・・・！）

装着はこんな感じ。
愛車なので当然ですが、個人的にはもう震え上がるくらいカッコイイと感じております(笑)

ちなみに！後々愛車紹介も行っていけたらと思いますので、その際はこだわりのカスタムを色々紹介させて頂ければ、と考えております！

さて、肝心のインプレですが、装着後すぐは以前shimano/RS100を装着していたこともあってか逆に「踏みにくい」と感じました。というのも、KSYRIUM PRO SLの方がホイールとしての“硬さ”が断然向上しているのでペダリングが分からなくなった、のが理由です。
乗ること3回目（1回あたり30㎞程、ほぼ常にガチ踏み）、ワンテンポ速い踏み込みとより丁寧なペダリングを心掛けたところ、爆発するような加速感を感じられるようになり、そこからはもう「加速感の楽園」でした！一口に硬いとは言っても、その中に独特な“しなやかさ”があり、足が疲れてくることはこの距離ではまず全く感じられません。

特に感じたのが「横剛性の高さ」。
KSYRIUM PRO SLはワイドなハブが特徴ですが、特にリアのISOPULSE組みが抜群の効果を発揮しており、ダンシングやスプリントで高トルクなペダリングをした際には横によじれる感覚がほぼ無いまま、踏んだら踏んだ分だけ“バコォォン！”と伸びる驚異的な加速を実感できます！

ここまでの性能を有しているのがKSYRIUM PRO SLですが、現在販売されているMAVICのホイールは更に進化を遂げています。
例えば、今のKSYRIUMのトップグレードである“SL”グレードは、MAVICのカーボンリムシリーズの頂点であるCOSMIC SLRシリーズに採用される特許取得のアーモンド形状スポークを採用し、低いリムハイトながら高い空力性能と抜群の反応性を実現。
他には、面接触＆9度ごとの噛み合いにより高い反応性を実現するID360や、ホイール装着後に自動でベアリングの調整を行うQRM AUTOなど、一つのホイールに相当こだわりが溢れています。