スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2023/09/28 10:49
いつもご覧いただきありがとうございます!広島店スタッフの柴田です
今回はしまなみ海道や福岡ライドなどで苦楽をともにした私のおしりの相棒「VENTO ARGO ADAPTIVE R3」の長期インプレッションをさせていただきます!
目次
幅:140㎜、150㎜
¥43,500(税込)
※店頭販売のみ
ロードバイク購入時についていたサドルは穴開きサドルで、ビブを履いたところでサドルの穴周辺の骨に痛みがありました。この痛みを解消するためにサドルを買ったのですが、見事に解消されました。試乗で1度だけ使っただけだったのでサドルにこの値段をかけるか非常に悩みましたが、買って正解でした!
普段着で走る方が圧倒的に多いのですが、ビブを履いていなくてもお尻が痛くないサドルとなっています。
具体的には普段往復で35㎞程毎日使っていますが、荷物が多い日にサドルに体重が集中してもお尻が痛くないです。
肝心のサイクリングの時はどうなのか。
結論、サイクルパンツやビブを履いていれば1日200kmぐらいの距離であれば余裕でお尻持ちます!
なぜ200kmかと言われたら、このサドルで1日200km以上走ったことないからなのですが…
ここからはガッツリ走ったときに感じたことをまとめてみます。
自分がビブを履いて乗ったときにまず思ったのが、サドルの上でビブが滑りづらいということでした。それまではビブが滑るタイプのサドルを使っていたのでびっくりしたのですが、こちらのサドルは滑らないのでお尻が固定されるようなイメージで前より前傾姿勢が保ちやすく感じました。この結果、ペダリングの際の踏み込む力が逃げる事がないので、前と比べて速いタイムで目的地に着くことができるようになりました。自分自身、1回ベストポジションを見つけたらお尻の位置をあまり変えない派の人間なのでこれはかなりの押しポイントとなっています。
長距離のサイクリングしていると、スピードを出したいときは前乗りのポジションで、のんびり走りたいときは深めに座るポジションなど様々なシチュエーションがあります。また乗る方によっては、骨盤を立てて乗る方や骨盤ごと前傾姿勢を取る方など様々だと思います。
私はサイクリング時は比較的色々なポジションをとるのですが、どのポジションをとっても股やお尻が痛くありませんでした!
その秘密としては3Dプリントで作られているため、サドルの部位ごとに硬さが違います。これは触ってみないと分かりにくいのですが、体重がかかる部分ははそれほど柔らかくありません。しかし、クッション部分に隙間が大量にある為か触った時の硬さをお尻では感じず、更に路面からの衝撃を吸収してくれます!硬いけど嫌な硬さではないといったところです。
逆に体重がかからない所やサドル中心部分はかなり柔らかくなっています。特にサドル中心部分は裏側に穴が開いている為、体重がかかるとグッと沈んでくれます。これにより穴あきサドルの欠点である穴周辺の硬い素材が当たることによる骨の痛みも無く、穴無しサドルの欠点である股の圧迫感もない完璧なサドルです!
このサドルには十分満足しているのですが、唯一満足していない点が…
それはサドルの内部の汚れが取りにくい!!言ってしまえばコレだけなのですが、洗車でどう頑張っても中の方の汚れが取れないです。今後様々な方法を試して汚れを取る為に奮闘するのでこの満足してない点は改善の余地ありですね。
また、個人的には全く気にならないのですが、1年ぐらい使うと座面がビブと擦れることでテカってきます。個人的にはアジが出て良いと思うのですが、元々ツヤがなかったものにツヤが出て嫌だなと思う方にとってはこのサドルの弱点なのかなと思います。
これからもこちらのサドルを使っていくので、コチラの商品についてご質問いただければ熱くお答えさせていただきます(笑)
今回のブログがサドルでお悩みの方の参考になればと思います。ではまた~