スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2023/11/05 16:51
こんにちは、広島店の山崎です。
ワイズロードスタッフ試乗会にて、エアロオールラウンド筆頭の「MADONE SLR」を試乗しましたので、インプレしていきます。撮影時間がなかったのでほとんど店頭在庫の写真ですみません。
目次
振動吸収ギミック“ISO FLOW”の廃止、フレームへの大幅なブラッシュアップ。前作から大きく様変わりしたMADONEは、かねてから“坂も登れるエアロ”と謳われる程軽いと言われていたので非常に楽しみでした。
その軽さは漕ぎ出しから感じる事ができ、明らかに低出力でもヌルッと進んでいく足回りの軽さを実感。思わず“軽”と声が漏れてしましました(笑)。前作のMADONEで感じた初速の進み難さは一切感じなく、むしろ楽に脚を回していくだけで一気に中速域へ到達していきます。脚が入り易く、程よく剛性感もある為、否が応でも爆発的な加速力を体感出来ました。ある程度トルクをかけてペダルを回せば高速域まで最速で到達するのではないでしょうか。
流石はエアロマシンと言いましょうか、高速域での巡行性能に関して恐らく右に出るものはいないでしょう。トップスピードに乗ってしまえば雑に脚を回すだけでもグングン加速して行きますし、その速度域の維持も容易に出来ました。漕ぎ出しから高速域までしっかりとバイクがライダーのサポートをしてくれる様な印象です。更に脚が回しやすいことから、よりニュートラルなペダリングが可能となり、無駄な体力の消費も少なくなっていると感じます。
またフットワークの軽さもさることながら、しなやかさも感じれる適度な剛性感が非常に絶妙です。我々がイメージする、プロ仕様のレーシングバイク特有の剛性過多ではなく、決して劣らない反応速度と加速力はありつつも体力をガンガン削る様な硬さを全く感じませんでした。何度も言いますが、楽に漕ぎながらもグングン加速して行くバイクデです。
フレームと共に改修された専用ハンドルバーは、何処を握っても前傾姿勢を保つ様に設計されています。下に少し垂れ下がり、フレアした形状をしており、ブラケット部分を握っても、下ハンドルを握ってダンシングをしても自然な前傾姿勢を取りやすくなっています。
シッティングで漕いでいる時、自然と脇が絞まりいつも以上に前に倒れこむ様なポジションを取っていました。意識してなるというより、自然にそのポジションになり、力んで体が硬くなる事もありませんでした。何より“今までこのポジションで乗っていた”と錯覚してしまうくらい快適に前傾姿勢を取ることが出来るので、より平坦が早く走れると感じました。
MADONEのイメージとして、平坦・レース・ハイスピードロードと思う方も多いと思います。しかし今作のMADONEは、坂やロングライドでもしっかり活躍できるポテンシャルを十分秘めています。
BB周りを太くする事で低重心化し、ハンドルやサドル等も軽量化が施されていますので、少ないパワーでグングン進んでいく印象でした。何より立ち上がりの反応速度が早く、素早いアタックにも瞬時に対応してくれます。
レースユーズでも、サイクリングメインの方でも、間違いのない1台です。これ以上バイクを増やしたくない方や、最高の1台をお考えの方は是非候補に入れてみて下さい!
現在広島店では「MADONE SLR9」「MADONE SLR7」の2台が在庫アリです!実物を見る機会の少ない車体となりますので、気になる方は是非広島店へお越しくださいませ。
価格:¥1,880,890-inTax
Sサイズ
価格:¥1,397,990-inTax
52サイズ
ご来店お待ちしております~