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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2024/01/17 10:59
こんにちは!ワイズロードフジグラン広島店スタッフの加藤です。
本日は、前回のSCOTTロードバイク紹介に引き続き、走りが魅力のクロスバイクをご紹介します!
ちなみに!近日開催の試乗会の詳しい内容は、是非このブログからご覧ください!!
バイク紹介(完成車)のカッコで記載しているところは、「ホイール、ドライブトレイン、グレードにより特に違うパーツ」の3点について述べていますので、参考までにご覧ください!
まず1台目は・・・
SUB CROSS J1
このモデルは、いわゆるクロスバイクの中でもMTB寄りの設計となっており、太いタイヤを難なく飲み込むガッチリしたフレーム・フロントフォークに長めのチェーンステー、比較的高めのBBハイトが特徴的なモデルです。
特にこの“J1”というグレードは、完全日本仕様として設計されたSCOTT JAPAN独自のシリーズとなっており、マッシブなアロイフォークが最も大きな変更点です。これにより、サスペンションに比べ大幅な軽量化を実現している為、サス付きモデルよりはるかに軽いハンドリングと軽やかな加速感を実現しています。
ちなみに、SUBはSPEED UTILITY BIKE(実用性のあるスピードバイク)の略で、まさに通勤・通学や普段の生活の相棒として最高の性能を発揮してくれます!
グレードとしては、このJ1は1つのみで、
・SUBCROSS J1(アロイホイール、Alivio/Altus mix :9speed)
となっております。
カラーリングがMatt Black、Chrome、Blue Mattの3色展開で、特にChromeは品のあるギラつきがたまらなくカッコイイ仕上がり!
ドライブトレインもクランクに至るまでshimano製とし、特にリアディレーラーをわざわざAlivioにすることで9sとしてはトップクラスに正確な変速性能を実現しています。
実はこの車体、友人が乗っているので何度か乗らせてもらったことがあるのですが、長いチェーンステー(456㎜!)に太いタイヤで重さが際立ちそうだなぁと思いながら乗ると、そのイメージを一気にぶっ壊されました(笑)
かなりゴツイアルミフレーム・フロントフォークと、フルshimanoのドライブトレイン、リアホイールハブのshimano製採用によってなのか、ビックリするほど軽い加速感と正確なハンドリング、フルブレーキしてもよじれの少ない安定感が最高に楽しかったのです。
彼のバイクはLサイズで、重量も12Kg越えと決して軽くないのですが、重量を一切感じさせない高剛性なフィーリングはSCOTTのコダワリを感じられたように思います。
店頭にはMatt BlackとChromeのSサイズが並んでおりますので、是非実車をご覧くださいませ!
2台目は・・・
SUB CROSS
日本専用モデルのJ1と違い、複数のグレードが存在する「これぞ、SUB CROSS」といえるモデルがコレ。
特にこのモデルはMTB色が強く、マッシブなアルミフレームに上位モデルは63mmトラベルのサスペンションを装備し、そこにクロスバイクとしては太いブロックタイヤを装着しています。ジオメトリー的にも、サスペンションが装着された事によってハンドルバーの位置がJ1と比べると随分高くなるため、非常に楽な姿勢でどこでも抜群の安定感で走れる、まさにMTBに近い設計です。
このモデルはリアホイールハブにshimano製の物を採用してはいませんが、ドライブトレインはどのグレードもクランクをしっかりshimano製にしている為、高い変速性能を実現しています。コロナ禍を経てパーツスペックの変更が他メーカーで多々ある中、ドライブトレインをしっかり同メーカーで揃えているのはSCOTTならでは無いかと考えております。
グレードとしては、
・SUB CROSS 30 MEN(アロイホイール、Alivio/Altus mix:9speed、SR SUNTOUR製サスペンション)
・SUB CROSS 40 MEN(アロイホイール、Altus:9speed、ZOOM製サスペンション)
・SUB CROSS 50 MEN(アロイホイール、Tourney:8speed、スチールリジッドフォーク)
・SUB CROSS 50 LADY(アロイホイール、Tourney:8speed、スチールリジッドフォーク)
となっております。
50というグレードは、日本のJ1というモデルのフロントフォーク材質をスチールに置き換えたもので、ギアの変速段数と重量はJ1に劣るものの4万円近くお求めやすい価格になっているのが特徴。特にこの50は女性専用ジオメトリーを採用したモデルが存在するため、クロスバイクのサイズに悩んでいる方にとってベストな選択肢となる可能性が大いにあります。
ちなみに、このSUB CROSSシリーズのトップグレードである30は、ドライブトレインを日本専用モデルのJ1とほぼ同じにしながら、クランクをJ1に装着されるものより剛性を上げたオクタリンク仕様に変更しており、重量増加による漕ぎ出しの重さを高剛性化によって補っているものと思われます。あえてクランク周りという踏み込みの際に重要な役割を果たすパーツを変更している点は、SCOTTの走りへの拘りがあるのかもしれませんね!
今回は、SCOTT特集パート2として、クロスバイクシリーズのSUB CROSSをご紹介しました。
MTBの様な雰囲気ですが、高品質なパーツをしっかり要所に使う事で驚く程軽やかな走りと安定感を実現している、まさにSport Utility Bike(SUB)です!
カラー展開はどこか大人っぽい、落ち着いたものが多く、それこそ通勤や通学で使用する服装でも自転車が悪目立ちすることなく乗ることが可能です。
日本で意外と見かけないSUB CROSSですが、一度所有してしまえばその魅力的すぎる走りやルックスに気付いていただけるはず!
是非、SCOTT試乗会もありますので、店頭にて実車をご覧頂ければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。