【サイクルコンピューター頂上決戦】久々の長編！GARMIN？Wahoo？結局どっちがいいの？？
by: 加藤孝典

今年もロードレースシーズンが始まりました！今シーズンもバーレーン・ヴィクトリアス所属の新城幸也選手に加えて、EFエデュケーション・イージーポストに21歳の留目夕陽選手が加入。シーズン早々大いに盛り上がっているロードレース界隈です。

そんな選手たちが毎日使っているもの。勿論自転車ですが、トレーニングメニューの管理はサイクルコンピューターの役目！　そこで、今回はUCIワールドツアーで戦うトップチーム御用達のサイクルコンピューターGARMIN EDGE 540,840とWahoo ELEMENT BOLT, ROAMを徹底比較！

※比較できる項目が多すぎるので、私の独断と偏見で抜粋してます。

1 Wahooの概要
2 Garminの概要
3 それぞれの外観
4 見やすさ
- 4.1 ヒルクライムでは、、
- 4.2 パワーメーターの表示
5 操作性
6 アクセサリー
7 結局どっちがオススメ？？
8 最後に、、、

Wahooの概要

アメリカ・ジョージア州で発祥。サイクルコンピュータ・GPSスポーツウォッチのELEMENTシリーズに加え、スマートトレーナーのKICKR シリーズ。心拍センサーやパワメ搭載ペダルなど、場所を問わず先進のサイクリング体験を提供。

Garminの概要

Garminは航空機向けGPSを皮切りに、サイクリング、船舶、車、アウトドアアクティビティ全般の先進のGPSアイテムが数多くあります。日常使いの腕時計からGPSダイビングウォッチ、衛星電話など、生活のどこかでお世話になっているかもしれないブランド。

それぞれの外観

☝Wahoo
☟Garmin

Wahooは角ばった様な形状でボタンの存在感が激しい一方、Garminは側面にボタンをサイドに配置し、少し丸みを帯びた形状。

純正のマウントに装着してみると、、、

☝Wahoo
☟Garmin

Wahooはマウントが完全にコンピュータと一体化するエアロマウントを採用。上位モデルのROAMで今回撮影しましたが、ミドルグレートのBOLTも同様の形状になるようになっています。一方Garminはマウントがボコッとしており、気になる人は変えたくなるようなサイズ感。

見やすさ

ヒルクライムでは、、

GPSサイクルコンピュータの基本機能としてスピード、走行距離、傾斜、獲得標高の表示はどのコンピュータにもあると思いますので省きますが、大幅な違いは一目でわかる情報でしょう。

☝Wahoo
☟Garmin

Garminはマップと高低差が分かりやすいような表示になっていますし、パッと見ればどんなコースかをひと目で把握できるようなデザインですが、Wahooは少し画面がキツい印象。データをたくさん表示できるので、ページを変えなくても済む一方、数字が多い分必要なデータを見つける必要があるでしょう。

パワーメーターの表示

高性能サイクルコンピュータの魅力としてパワー表示があります。トレーニングの指標や自分のペダリングの癖を直したり、効果絶大！

☝Wahoo
☟Garmin

GarminもWahooもパワメ付きペダルをリリースしていますが、Garminは分かりやすすぎる！左右差まで分かってしまうGarminの精度の高さは非常に評価が高い証拠だと言えるでしょう。

操作性

ライド中に触ることが多いサイクルコンピュータですが、操作性は一番大事。夏場は良しとしても、フルフィンガーの手袋でも快適な操作が出来てこそです！

☝Wahoo
☟Garmin

Wahooはどのモデルでも全て操作はボタン式。特に本体からボタン部分が盛り上がっているので、押し間違いが少なくなっています。フルフィンガーグローブを付けても変わらない操作感はどんな季節でも快適なライドが可能です。一方、Garminは540に関してはボタン、840に関してはタッチパネルとボタンという操作。グローブ越しでもサクサク動きます。操作感は心配ないかと思いますが、画面を触るので押し間違いがあったりする懸念もあります。

アクセサリー

サイクルコンピュータを傷から守る物もたくさんあります。シリコンカバーやフィルムなどもありますが、、、WahooにあってGarminに無いものがあります。それは、、、ラッピング！

ワイズロードオンラインでの取り扱いはありませんが、ご注文頂けるアイテムでWrap My Bike（ラップマイバイク）はWahoo製品のラッピングを販売しているブランド。私が付けているカラーはDEEP RED EDITION。オレンジをベースに濃かったり、薄かったりする鮮やかなラッピング。1枚税込み￥2,970（送料が別途かかります）なので手軽に交換出来ます！