【スタッフインプレ】WINSPACEの超軽量モデル『SLC3』 を半年乗った感想
by: フジグラン広島

いつもご覧頂きありがとうございます。広島店スタッフの上橋です。
WINSPACE SLC3を納車して約半年経過し、ほぼ毎月レースで使用してきたので剛性面などについて詳しくインプレッション！

WINSPACE SLC 3

フレーム価格:368,000円(税込)
サイズ:M

事前情報

インプレの前に情報です。

WINSPACE SLC3：Mサイズ
コンポ：105 R7150 SHIMANO ＋ MAGENE PES 505パワーメーター
ホイール：MAVIC KSYRIUM PRO UST(普段使い)
タイヤ:PIRELLI P ZERO RACE RS 28ⅽ 

実測重量はサイコンマウント、サイコン、マウント全部入れて8kgぐらいです！105、アルミホイールで組んでこの重量は十分に軽いと思います。ハンドル周りやホイールを変えれば7kg前半も狙える軽量フレームになります！

インプレッション

乗ってすぐに感じたのは、「軽さ」です。フレーム単体でわずか700g（Mサイズ）という数値は、軽量クライミングバイクの中でも最上級クラスです。私は万年金欠大学生レーサーなので今回は105di2とカーボンホイール（破壊済み）で組み7.7kgでしたが、完成車重量も組み方次第で6kg台に仕上げることが可能です！登りが好きな方や、ヒルクライムレースを考えている方にベストなフレームだと思います！

実際に登りで踏み込んだ際、バイクが“軽く前に出る”感覚がありました。勾配がきつくなる場面でもペダルを回し続けることが出来、乗っていて楽しいバイクです！ただ、平坦巡行に関しては50km/hを超えるとエアロロードに比べれば空力面での伸びは控えめに感じました。純粋な登坂性能ではSLC 3の右に出るものは少ないと感じました。

程よい剛性感

軽量バイクというと、「柔らかい」「ペダリングの力が逃げる」といったネガティブな印象を持つ人も多いかもしかしれませんが全くそんなことは無かったです！バックフォーク周りの剛性が非常に高く、トルクをかけてダンシングをしてもバイクがたわむ事無く、しっかりと踏み込んだ出力を地面に伝えてくれる感覚がありました！

また、フロントフォークからヘッド周りにかけても高い剛性感があり、ダウンヒルや高速域での安定性も申し分なかったです。実際にレースで使ったコースは、下りで60km/hのスピードを出しながらコーナリングするテクニカルなコースでしたが、コーナリング時も入力に対して素直に応答しラインを外さない安心感がありました！軽量＝不安定という先入観を良い意味で裏切ってくれたフレームです！

価格以上のパフォーマンス

価格帯に対して非常にコストパフォーマンスが高い点も魅力のSLC3。ハイエンドなスペックを備えながらも、他ブランドのフラッグシップモデルに比べて圧倒的に入手しやすい価格だと思います。中華系ブランドという先入観を持たれることもありますが、性能面においては完全に欧米の有名ブランドと肩を並べる実力を備えてます！

完成車販売始まりました！

価格:760,000円(税込)

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　　740,000円(税込)

SLC3 ULTEGRA Di2完成車

価格:910,000円(税込)

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　　890,000円(税込)

WINSPACE SLC 3は、2025年から完成車販売も始まりました！モデルとしては105di2とULTEGRA Di2の2種類があり、ホイールのリムハイトをD33、D45、D67の3種類から選ぶ事が出来ます！一体型カーボンハンドルにカーボンホイールが付いてこの価格はかなりお買い得です！

また、広島店オリジナル完成車もあります！SRAMのREDで組まれており、ハイエンドバイクをお得に買えるので本格的に走る方にオススメです！
詳細は下記ブログをご覧ください。

【WINSPACE】広島店オリジナル完成車「SLC3」が完成しました

いかがでしょうか？軽さ、剛性、レース対応力──この三拍子が高いレベルで融合しているSLC 3は、レース志向のサイクリストにとって極めて魅力的な選択肢だと断言できます！ご不明な点等ございましたら気軽にご相談くださいませ。ご来店お待ちしております。