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【スタッフインプレ】トレンドを押さえたフルクラムのハイエンドホイール「SHARQ」をインプレッション
by: フジグラン広島

いつもご覧いただきありがとうございます。広島店スタッフの上橋です。
今回はフルクラムのハイエンド波打ちホイール「SHARQ」をお借りしたので、多角的にインプレッションしていきます!

FULCRUM SHARQ

ペア重量:1,440g
リムハイト:42~47㎜
リム幅:内25㎜/外29.8㎜

価格:¥482,900円(税込)

     →  ワイズロード特価 ¥434,610円(税込)

インプレッション

力を逃がさない高剛性

まず印象的だったのが、SHARQの剛性感です。とにかく「芯のある剛性」という表現がしっくりきました。ペダルを踏み込んだ瞬間に力がホイール全体に一体的に伝わる感覚があり、ホイールがたわまずにダイレクトに応答してくれました。特にダンシング時のフロント剛性が特に高く、55km/h近いスプリントをしても全く力を逃がさず無駄がないホイールでした。

ただし「硬すぎる」というネガティブな印象はなく、リム内幅25mmから来るある程度しなやかさも感じられて、単なる高剛性ではなく、乗り手を選ばない絶妙な味付けに仕上がっていました。

加速感◎

加速感においても、SHARQは好印象でした!ゼロスタートからの反応性はそこそこでしたが、中速域から高速域にかけての「伸び」が抜群に良かったです。これはリムハイトが前後で異なる「2ウェイブリム」による空力的な最適化の恩恵かもしれません。同クラスのリムハイトを持つホイールに対し、0~10°の風に対しては21%、10°から20°の風に対しては最大30%も横風に対する影響を軽減するとのこと。

実際に平坦メインでライドしてきましたが、風が強い場面でも安定感がとてもあり、いい意味で40mmハイト以上の感覚がなかったです!

また、「SHARQ」にはセラミック製のUSBベアリングを採用しています。高精度なセラミック球と低摩擦なシールドにより極めて滑らかな回転を実現し、従来のスチールベアリングに比べて持続的な回転性能と耐久性に優れています!

トレンドの幅広リム

近年のトレンドに応えるように、SHARQのリム内幅は広めに設計されており、30mmのタイヤとの相性が非常に良かったです!実際に30Cのタイヤにクリンチャーを装着して試走したところ、直進安定性が抜群に高く、荒れた舗装路でも非常に安心して走れる印象を受けました。

また、エアボリュームが増えることで疲労軽減にも寄与しており、ロングライド時でも手足にくる振動が抑えられているのを感じました。これによって、SHARQはレースだけでなく、グランフォンドやブルベのような長距離イベントで一番活きる


総評

FULCRUM SHARQは、単に「軽くて速い」だけのホイールではなく、高剛性・優れた加速性能・安定性といった、ホイールに求められる基本性能を極めて高い次元で融合し、レースからロングライドまでどんなシチュエーションにも対応できる懐の深さを持っています!

特に、ライダーの脚力をしっかりと受け止めて伸びやかに加速しつつ、現代的なワイドタイヤにも最適化されています。レースにも使えるスペックで「攻めの走り」をサポートしながらも、ロングライドで疲れにくい「守りの安定性」も提供してくれる、まさにオールラウンダーホイールの理想型です!

現在「SHARQ」はセール中のホイールです!
ハイエンドホイールをお得に購入できるチャンスですので、検討中のかたはお早めに!

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