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【スタッフインプレ】限界を超える軽さ。『LUN HYPER Light』を前作と比較しながらインプレッション
by: フジグラン広島

こんにちは、広島店の上橋です!
今回WINSPACE最新ホイール『LUN HYPER Light』を約一週間乗ってきたので前作と比べながらインプレッション!

Lún HYPER Light D45

リムハイト:フロント46mm/リア55mm 
リム幅:内幅23.4mm/外幅31mm
ベアリング:セラミック&スチール
フリーハブ:チタン面ラチェット
フリーボディ:シマノ、XDR
推奨タイヤサイズ:25-30c
重量:1250g

前作との違い

ざっくりとですが、HYPER3 D45からのスペック上の変更点です。
内幅:23mm → 23.4mm
外幅:28.4mm → 31mm
重量:1367g → 1250g
スポーク:フロント 20本 → 21本
スペックとしてはリム幅を広げ、重量が100g以上軽くなっています。
正直なところ50㎜ハイト前後で重量が軽すぎるホイールはヒラヒラしていてあまり平坦で進まないのでは?という不安はありましたが、その不安を払拭するほど最高のホイールでした!詳細以下インプレッションです。

インプレッション

リムハイトを感じさせない“圧倒的な軽さ”

 

このホイールを語るうえで、まず触れたいのは「見た目」と「走り」のギャップです。フロント46mm、リア54mmハイトというリムの高さからは、エアロ効果を優先した中高速向けのホイールという印象を受けました。しかし、いざ走り出すと、その第一印象はあっさりと裏切られました!

走り始めてすぐに感じるのは、“リムの高さを感じない圧倒的な軽さ”です。ホイール自体の重さが驚くほど感じず、ゼロ発進から中速域までの立ち上がりがとにかく軽快です。まるで35mmハイトかそれ以下のローハイトクライミングホイールを使っているような加速感があり、それでいて、エアロホイールとしての巡航性能や伸びも持ち合わせている完璧なホイールです。

この矛盾した性能の両立が、HYPER Lightの最大の特徴だと思います!

ヒラヒラしない軽さ

軽すぎるホイールには、「ヒラヒラ感」や「頼りなさ」がつきまとうものです。特に高速域や下りでは、剛性不足によるふらつきが不安要素になりがちです。しかし、HYPER Lightにはそれがなかったです!

内幅が23.4mmに広がった為か横剛性のしっかりとした骨格感があり、下りの時のラインの安定性が非常に高かったです!ダンシングでもバイクの挙動がブレることなく、入力したパワーがスッと推進力に変わっていく感覚がありました。下りのコーナリングでは、ホイールのしなりやたわみを一切感じず、路面に吸い付きながらバイクが進んでいく印象でした。

それでいて、脚にくる“硬さ”は感じなかったです。このあたりは、ホイール全体の設計バランスが非常に巧みだと感じたポイントで、単純な重量などの数値スペックだけでは表現できない、絶妙な味付けだと思いました。

高速域での伸び

LUNホイールの系譜に共通するのが、「踏んだらロスなく伸びる」感覚です。このHYPER Lightでも、その特徴はしっかり健在でした!

特に印象的だったのは、中速域からの再加速です。わずかに踏み込むだけで、ホイールがグッと前に出ていく感覚があり、スプリントのような全力踏みではなくても、その“伸び”を体感できる場面が多く、脚が自然と回ってしまうような快感がありました。

まとめ

LUN HYPER Lightを一言で表すなら「軽さを意識させない自然に走るホイール」です!軽量であることが特別に感じられるのではなく、あくまで“当たり前”のように脚に馴染む。そんな完成度の高いホイールだと思いました。

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