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ワイズロード フジグラン広島店 Y'sRoad Hiroshima
2026/09/01 10:00
最近、長距離を乗るときに振動のしんどさをよく感じるようになってきた松林です。
今回は、長距離ライドに強い新型DOMANE SLとSLRを試乗することができました!
速く走るのも楽しいけど、「もっと快適にサイクリングを楽しみたい!」と思う方にオススメしたいDOMANE。
ということで今回は、DOMANE SL4とDOMANE SLR7を乗り比べてみた感想をご紹介いたします!
先日UPした渡邊のインプレはこちら↓
目次

価格:¥339,000

価格:¥1,100,000

※上記の写真はDOMANE SLです。
DOMANEのSLとSLRは、どちらもエンデュランスロードバイクという種類になります。エンデュランスロードバイクは長距離走行が得意で、ハンドル位置が高く、アップライトな乗車姿勢が取りやすいため、楽な姿勢で走ることができます。さらに、乗り心地も良く、快適に走ることができるシリーズです。
では、SLとSLRの主な違いは何かというと、フレームの素材に差があります。SLは500シリーズOCLVカーボン、SLRは900シリーズOCLVカーボンが使用されています。OCLVカーボンはTREK独自のカーボン素材で、強度・剛性・快適性のバランスに優れた素材です。SLも十分に軽量かつ高性能なフレームに仕上がっていますが、SLRでは900シリーズOCLVカーボンを採用することで、さらに軽量化されており、車体重量や加速感など、よりスポーティーな走りを楽しめるようになっています。実際に乗り比べてみると、この違いもしっかりと感じることができました。
新

旧

DOMANEのカーボンモデルには、これまでIsoSpeedという衝撃を吸収してくれるシステムが付いていましたが、Gen 5では廃止になりました。
一見すると、「IsoSpeedがなくなったなら、乗り心地も悪くなったのでは?」と思ってしまいますよね。
ですが、実際に乗ってみると、その心配は全くありませんでした。
シートポスト・ステーの接合部分が新しくなり、垂直方向にしなることで路面から伝わる振動を吸収する設計になっており、しっかりと快適な乗り味を確保しています。TREKもGen 5について、IsoSpeedを廃止しながらも先代と同等レベル以上の快適性になっています。


タイヤクリアランスも進化しており、前作の最大38Cから、Gen 5では最大40Cまで対応しています。
タイヤ幅が広がることでエアボリュームを増やせるため、適切な空気圧に設定することで、路面からの衝撃をよりマイルドにすることができます。
フレーム・シートポスト・タイヤと、それぞれの部分が見直されることで、今まで以上の乗り心地が確保されています。
※SLシリーズでは4と5で初期装備のタイヤ幅が異なり、SL4では32C、SL5では35Cチューブレス、SLRでは35Cのチューブレスタイヤが付いてきます。
ここからは実際に乗ってみた感想です。
まずはSLからお話します。

SLを乗り始めて最初に思ったのは、とにかくマイルドということ。
舗装路を走っているとデコボコした道もありますが、お構いなしでほぼ衝撃を感じません。正直、感動できるレベルの優しい乗り味で、「ここまで快適なのか!」と思いました。
個人的には、市電の凸凹した石畳を通ったとしてもほぼ衝撃がなく、「サスペンションでも搭載してたっけ?」と思うほどの乗り味でした。
ただ、快適性が高い一方で、自転車自体の加速性能はそこまで高くない印象です。
踏んだ分はしっかり応えてくれるのですが、少しワンテンポ遅れて進んでいくような感覚があります。
ヒルクライムで踏んでみると、サクサク進むというよりは少ししんどさを覚えました。
しかし、ゆっくりと同じペースで登る分には、道の悪さに関係なく走れるので、ゆっくり楽しく走りたいとお考えの方には非常にオススメできるバイクです。
平坦でも、じんわーりと加速していく感じです。
もっとキビキビとした走りを味わいたい場合は、剛性の高いホイールを入れることでフレームとのバランスが取れるので、より軽快に走れるようになると思います!
SLRは、SLとはまた違った乗り味でした。

SLRは、SLとはまた違った乗り味でした。
素直に反応してくれると共に、レーシングバイクでは味わえない、「カツカツと衝撃は来るけど、不快ではない」という乗り味が魅力のバイクでした。
踏んだ時の反応も良く、踏んだらグッと前に進んでくれて、上り坂で急加速してもしっかりと反応してくれます。
SLと比べると明らかに反応が良く、「あ、こっちはもっとスポーティーに走るバイクだな」と感じました。
それでいて、レーシングバイクのように路面からの衝撃がそのままガツンと来るわけではありません。
また、パーツ構成もULTEGRA DI2+カーボンハンドル+カーボンホイールと上位グレードらしく高スペックに仕上がっています。
ロングライドでの快適さを残しながら、しっかりとペダリングに応えてくれるので、SLRはロングライドだけでなく、ちょっとしたレースにも挑戦できるバイクだと感じました。

二つのモデルに共通して言えることですが、ライザーバーという、乗車姿勢が起き上がるハンドルが付いています。
実際に乗車してみると、アップライトな姿勢になることで胸を張りやすく、呼吸がしやすい印象を受けました。
長距離を走ることを考えると、この乗車姿勢はかなり楽です。
逆に、「もう少し前傾姿勢で乗りたい」という方は、フラットなハンドルへ交換することで、少しハンドル位置を下げることもできます。
DOMANEのカーボンシリーズは、最後まで長距離を楽しく走りたいという方には本当にたまらないバイクだと思います。
「速く走ること」だけではなく、「快適に、楽しく走ること」を大切にしたい方は、ぜひ一度DOMANEを試してみてはいかがでしょうか?