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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/01/31 00:03
こんにちは。ワイズロードフジグラン広島店スタッフの植野です。
今回ご紹介する商品は、スルーアクスルの車体にキックスタンドを付けたい…でもロードバイクは基本的にスタンドなしだからな…と悩んでらっしゃる方にこそご案内したい商品になります。
【MINOURA】SL-30TA SMART LEG (12mmスルーアクスル用)
価格 ¥4,180(税込)
JAN 4944924211707
【FUKAYA】キャリア用Rスルーアクスル(M12×142/P1.5)
価格 ¥1,559(税込)
JAN 4944924423995
二つの商品の合作でこのようにスルーアクスルの車体にもキックスタンドを付ける事が出来ています。
そもそもスルーアクスルってなんじゃいという話ですが、ディスクブレーキには大きく分けて二種類のエンドの形状があります。まずその二つの違いについて一緒に見ていきましょう。
①クイックリリース式
こちらがクイックリリース式と呼ばれる形で、通常のリムブレーキと同じようにフォークの先がU字になっており先端は下に抜けています。そのためクイックリリースを緩めて車体を持ち上げると車輪が外れるなど、取り外しが比較的容易です。ディスクブレーキの搭載車種の中ではより安価な自転車に搭載されることが多いです。
②スルーアクスル式
そしてこちらがスルーアクスルと呼ばれる固定方式になります。①のクイックリリース式と違って、固定するためのレバーが無いのが見て取れると思います。またフォークの先端に丸く穴があけてあり、そこに工具でスルーと呼ばれる棒を通し固定させるという方式になります。①のクイックリリース式と違い、下が抜けているわけではないのと工具で締め付けをするため剛性が上がりやすく、比較的高価な車体に採用されます。
前置きが長くなりましたが、上でも述べている通り、よりレーシーな車体で採用されるのが②のスルーアクスル形式になり、つまり各メーカーがキックスタンドを取り付けることを想定していない車体ということになります。今回はそういったキックスタンドの種類も少ないスルーアクスルの車体にスタンドを取付けられる商品のご紹介です。
まるでスタンド無しに自立しているように見えますが…
反対側はこんな感じ。しっかり固定されており、自立性も高いです。
近くで見るとこんな感じ。チェーンステイ下側のスタンド部分はミノウラの商品で、フレーム銀色の部分に通っているスルーがフカヤの商品になります。
反対側を見るとこんな感じ。少しフカヤのスルーがはみ出していますね。ここに本来はキャリアのバッグなどを取り付けるためのものですが、今回はキックスタンドを取り付けています。
どうでしょう、レーシーなフレームも自立できるようになりましたね。このように諦めがちなご相談も、じゃんじゃんお寄せください!熟練メカニックが叶えられる部分は全力でサポート致します。