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【スタッフインプレ】“高級バイク”の枠を超えたレーシングバイクCOLNAGO 『V5RS』徹底インプレ
by: フジグラン広島

こんにちは、広島店スタッフの上橋です。
今回メーカー様のご厚意により、COLNAGO『V5-RS』を約100kmほど試乗させていただいたので、忖度無しでインプレッションさせてもらいます!

COLNAGO V5-RS

価格:1,034,000円-in TAX
サイズ:485

インプレッション

V5RSに跨り、ペダルに力を込めた瞬間、まず驚かされるのはその“反応の速さ”でした。まるでバイクに電動アシストが付いているかのように思い切り前に進み、その勢いのまま平坦も楽に巡行できました!これは、V5RSのフレーム剛性をただ硬くしただけでなく、フレーム素材と積層をリニューアルして各チューブの形状やカーボンレイアップの緻密な調整したからだと思います。

また、BB周りの剛性感が高く感じ、踏み込んだ力が逃げることなく、しっかりと後輪に伝わってくれました。上り坂などで、ダンシングをした際にはフレームがしっかりと身体の動きに追従し、「バイクを振る」というより、「バイクが次の動きを導いてくれる」ような感覚でした!

一方で、硬さ一辺倒ではなく、前作V4RSと比べて、振動吸収性もさらに改善されており、路面からの突き上げは丸く抑えられています。踏み込めば即座に反応しますが、決して神経質すぎず、脚に優しいタッチも残しており一般ユーザーの自分でも扱えると思いました。

レース志向ながらも意外な懐の深さ

V5RSのコーナリングは、非常にシャープでありながら、どこか安定感がありました。この絶妙なコントロール性が、本格的に走る場面で真価を発揮します。

例えば、コーナーのきつい下り坂では、入力に対して即座に反応するハンドリング性能を感じる一方、ラインを外したときの「修正のしやすさ」が残されていました!よくある超軽量レーシングバイクのように「切れ味鋭すぎて扱いづらい」といった挙動が全くなかったです。

また、di2バッテリー搭載位置がシートチューブ部分からダウンチューブBB付近に格納されるため、バイクの重心が下がり扱いやすさが上がったのではないかと思います。

40km/h超の世界で感じる「伸び」

見た目は細身なバイクなので高速域での伸びはあまり感じられない?と思いましたが良い意味で裏切られました!
30km/h前後でもある程度の加速感や伸びはありましたが、40km/hを越えてからの加速感は、ハイエンドバイクの中でも圧倒的に滑らかでした。まるで「さらに回せばもっと伸びる」と言われているような後押し感が常にあり、踏むたびに「あれ?今日の自分強くなったのかな」と思わず錯覚してしまうほどに進みました!

当たり前ですが、前作からバイクの空力性能が非常に進化しています!V5RSは見た目からもわかる通り、各チューブが角ばった作りになっており、エアロダイナミクスが織り込まれています。ケーブル内装、ヘッド周りの一体感など、徹底的に空気抵抗を削減した設計となっています!

さらに、ヘッドベアリングは前作の上下1.5インチから、上側1-1/8インチ/下側1-1/4インチに変更され、前面投影面積を削減しエアロ効果に貢献してくれます。

今回試乗ホイールはSHIMANO デュラエースでバランスの一般ユーザーにも優しい剛性感でしたが、ENVE SES 4.5などの中〜深リムホイールと組み合わせると、V5RSの空力性能と剛性が最大限に引き出され、まさに「プロの機材」と呼ぶにふさわしい走りが体感できると思います!


まとめ

COLNAGO V5RSは、間違いなく現行ロードバイクの中でもトップクラスの性能を誇るバイクで、レースで勝つための1台であるのは間違いありません。一方で、趣味でのんびり走る方にも楽しめる「扱いやすさ」と「走行性能」を両立しており、ある意味「万能レーシングバイク」として、一つの完成形だと試乗して感じました!


如何でしょうか。ご注文も承っておりますので、是非ご相談下さい!ご来店お待ちしております。

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