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【スタッフインプレ】乗り手を選ばないカーボンホイールの完成形!流行りの内幅が23mmのホイール購入しました!!
by: フジグラン広島

福岡のラーメン旅が幸せ過ぎた広島店スタッフの渡邊です。

LOOKを組んで約2ヶ月…なんとホイールを購入しました!!!!はい、そうです。ホイールです。結局載せ替えたのはコンポだけになってしまいましたね。
いやー色々あったんですよ。元々新型BORA発表された時から気になっていました。リム幅が19mmから23mmになったにも関わらず115gも軽量化に成功しているんです!それから試乗会などを経て気づいたら購入していましたね。前作のBORAとも比較してみましょう。


Campagnolo BORA WTO 45 C23

価格:¥469,700(税込)

基本スペック

・重量
1405g
・リム
45mm(ハイト)29mm(外幅)23mm(内幅)
・タイヤタイプ
2-WAY FIT™
・フロントハブ
アルミ製一体型フランジ12×100mm
・リアハブ
アルミ製一体型フランジ12x142mm
・アクスルタイプ
アルミ製スルーアクスル
・ベアリング
USB™セラミックカップ&コーン
・スポーク
楕円形ストレートプル
G3スポークパターン F/24 R/24
・ニップル
アルミ製
・フリーボディ
N3W HG
・推奨タイヤ幅
28~35mm


BORAの魅力

回またBORAを購入した理由のひとつが、「圧倒的なベアリング性能」です。
カンパニョーロ(フルクラム)のベアリングはとにかく滑らかで、脚を止めたときやダウンヒルでの転がりが本当に素晴らしいんです。まるで氷の上を滑っているような感覚で、減速感がなくスーッとどこまでも進んでいく感じ。
しかも、これだけ高性能なのにスターラチェットタイプのハブではないのでメンテナンス頻度も少なく済むというのも大きな魅力ですね。


G3スポークパターン

カンパニョーロの代名詞ともいえるG3スポークパターン
この独特な組み方は、他のホイールではまず見かけません。ステンレス製のストレートプルスポークを3本ずつまとめて配置することで、左右の剛性バランスを最適化しつつ、優れたエアロダイナミクスを実現しています。
見た目にも特徴的で、機能美を感じさせる構造ですね。


45mmハイト

今回もリムハイトは45mmをチョイスしました!
正直、個人的には40mmハイトが好みなんですが、現行ラインナップにはなく、一番近いのがこの45mm。これまで使い慣れていることもあり、今回も迷わず選びました。

実際に走ってみると、やっぱりバイクとの相性がよく、平坦やダウンヒルでの加速感・巡航性能が抜群です。
35km/h巡航も難なくこなせますし、中速域から高速域への伸びが特に優れていると感じました。


剛性感

剛性は「非常に硬い」というわけではありません。
正直、パキッとした鋭い硬さではなく、少し雑に踏んでもしっかり前に進んでくれるような粘りのある硬さです。

そのため、先に述べたように中速域からの加速や巡航速度を維持する場面では非常に得意ですが、停止状態や低速からの瞬間的な加速に関しては、軽量ホイールと比べるとやや苦手な印象です。

しかし!だからこそ、自分のLOOKとの相性が抜群なんです。
フレーム自体がエアロバイクでかなり剛性が高いので、あえて硬すぎないホイールを組み合わせることで、脚への負担を抑えつつ、それでもしっかり進む理想的なセッティングに仕上がりました。


前作と違い

観の違い

まずは見た目から。
前作との外見上の違いは、Campagnoloのロゴがなくなり「BORA WTO 45」表記のみになった点くらいです。
正直、ぱっと見ではほとんど違いが分かりません。

■ 驚くべき進化 ― 内幅の拡大

中身は驚くほど進化しています!
今回の最大の変更点は、リムの内幅が19mmから23mmに拡大したこと。
最近のロードバイクはワイドタイヤ化がトレンドになっており、それに合わせてホイールの内幅も広がる傾向にあります。

内幅が広がったことによるメリットとしては、

  • 走行中の安定性の向上

  • より太いタイヤが装着可能

  • リム剛性の向上

などが挙げられます。

実際、私もPirelli P ZEROの28Cを履いていますが、実測では30mmほど。
体感的には直線での安定感が増し、路面への喰いつきも良くなった印象です。(プラシーボかもしれませんが…笑)

■ 驚異の軽量化

そして何より驚いたのが重量です。
今作はなんと1,405g
前作のノーマルBORAが1,520gだったので、115gの軽量化
さらに、前作のBORA ULTRAよりも20g軽いというから驚きです。

内幅が4mmも広がっているのに、この軽量化は正直すごすぎます。
もちろん、最近は50mmハイトで1,200g台のホイールもありますが、個人的には軽さだけでなく剛性とのバランスが重要だと思っています。
そういう意味で、この1,405gという数値は非常に扱いやすく、実走でもバランスの良さを実感できます。

■ ハブの違い

最後にハブについて。
見た目や構造的には大きな違いはないようですが、ラチェット音が明らかに変わりました。
前作のBORAはわりと大きめのラチェット音でしたが、今作はほぼ無音レベル
乗り味そのものに大きな違いは感じませんでしたが、この静粛性は好みが分かれそうですね。

※メンテの問題かもしれません


早速試乗インプレ

ということで、早速温井ダムまで走り、ついでに黄金山も登ってきました。
トータルで約120kmほどのライドです。

ここ数か月は別のホイールを使っていたこともあり、乗り出してすぐに感じたのが、やはりベアリングの滑らかさ
この“ヌルッと転がる感覚”はやっぱりBORAならではですね。

■ 巡航性能

巡航性能に関しては、正直前作との大きな違いは感じませんでした。
ただし、タイヤ幅が太くなった影響もあり、全体的な安定感は確実に向上している印象です。
35km/h巡航も余裕でこなせて、一定ペースでの走行は本当に気持ちがいいです。

■ 登りでの違い

そして今回、最も違いを感じたのが登りです。
単純に100g軽くなったというのもありますが、それ以上に内幅が広がったことでトラクションが抜けにくくなっていると感じました。
地面にしっかり“吸い付く”ような感覚で、いつも以上にバイクが押し出してくれるような登坂フィーリングがありました。

■ ダウンヒル性能

最後に下り。
やっぱりエアロバイク×高性能ベアリングの組み合わせは抜群ですね。
どこまでも伸びが続くような感覚で、スピードに乗ったあとの安定性も文句なし。
このあたりはBORAシリーズの真骨頂だと思います。

丁度放水して迫力が凄かった!


いかがでしょうか。
正直、大満足のホイールです!

剛性は「ガチッ」としたタイプではなく、どちらかといえばしなやかで扱いやすいフィーリング
そのため、初心者の方ロングライドをメインに楽しむサイクリストにもおすすめできるホイールだと思います。

そして何より、だんだんと自分のLOOKがコフィディス仕様に近づいてきたような気がしますね

ホイールを装備した状態での総重量は7.45kg(ペダル・ボトルケージ・サイコンマウント込み)
かなり完成形に近づいたとは思うのですが……

実はまだいくつか課題もあります。
ペダルがそろそろ寿命だったり、サドルが金属レールで少し重めだったり、
バーテープのクッション性をもう少し上げたい、そしてやっぱりパワーメーターも欲しい。

こうした細かい部分は、これからゆっくりとカスタムを進めていく予定です。

この問題はゆっくりとカスタムしていきます。

インプレブログなので長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。では!

 

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