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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/04/13 14:35
エアロでカッコ良くて、さらに扱いやすい。
フルカーボンクリンチャーを身近なものにした大定番モデルです!!
〇FULCRUM RACING QUATTRO CARBON
¥175,000-+TAX → ¥154,800-+TAX!!
アルミの「レーシングクワトロ」をベースにリムをフルカーボン化することで
155gの軽量化を実現(1,725g→1,555g)。
軽くて硬いリムの効果もあり、上位モデル「SPEED40C」の弟分に相応しい
フルクラムらしさ溢れる硬質感のある走りをリーズナブルに楽しめます。
リムハイトは、オールラウンドに使える40mmを採用。
高速巡行時に最大限のパフォーマンスを発揮しますが、普通に向かい風の時や
時速25Kmくらいで走っている時でも結構効果は感じられます。
ブレーキ当たり面のレジン層を除去し、溝を刻むことで雨天時の制動力を高めた
最新のAC3リムとなっているのもポイント。
旧モデル(非AC3)ユーザーとしては複雑な気分ですが・・・
非常にキレイに仕上げられたのリム内部からも、カーボンの加工精度の
高さがうかがえます。
ワイドリム(17c)なので、標準タイヤは25Cを想定。
ニップルホールがありませんが、これは軽量化と剛性確保のためのもの。
流行りのチューブレス/レディには非対応なのでご注意を。
お手頃価格の秘密がハブ周り。
アルミリムの「レーシングクワトロ」と同じものが使われています。
そのためベアリングは上位モデルのような「USB」「CULT」といった
ハイクオリティなセラミックタイプではなく普通のスチールボール。
ですが、これが実によく回る。
硬くて丈夫なリムと高いスポークテンション、ツルツルと回るハブのスムースさ
真円度が高いかのような転がりの軽さは、まさにフルクラムの真骨頂。
ただ、このくらいの価格のホイールとなると。
〇FULCRUM RACING ZERO
¥137,000-+TAX → ¥123,300-+TAX!!
最強のアルミリムホイールのほまれ高い「レーシングゼロ」が
間違いなく視野に入ってきます。
どちらも使っているので、この2本を簡単に比較してみますと。
25Km/hオーバーくらいから上の世界ではクワトロカーボンが有利。
最高速もこちらが上。
リムが軽くて低く、エッジが効いた形状のレーゼロと比べると
空気抵抗の少なさ=速度の伸びが感じられます。
ゼロ~25Km/hあたりまでの加速なら間違いなくレーゼロ有利ですが
速度が上がれば上がるほど、漕ぎまくりになってしまう印象に。
2本とも普通使いOKなオールラウンドホイールとして優秀ではありますが
レーゼロがより活きるのは、加減速が多いシーンやヒルクライムでしょう。
「フルクラム」という名前からくる印象や、その攻撃的な見た目ほど
カリカリ・キレキレな味付けでもないので
見た目以上に扱いやすいのもクワトロカーボンの魅力のひとつ。
カーボンホイールは上を見るとキリがない世界ではありますが
価格以上のパフォーマンスを持った優秀なミドルグレードが欲しい
というのなら間違いなく「アリ」なセレクト。
初めてのカーボンクリンチャーにもオススメです。