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【1Fカスタム館】コルナゴの神髄が味わえる、現行レトロフレーム「MASTER X-LIGHT」。
by: 小西真人

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サロンニ時代の名車「MASTER」の系譜を今に引き継ぐクロモリフレーム

 

 

「MASTER X-LIGHT」。

 

 

世の中の流れがアルミフレーム~カーボンフレームへと移っていく中でも

変わらずイタリアのコルナゴの工房で作られ続けてきた、まさに名品です。

 

 

 

 

 

 

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〇COLNAGO  MASTER X-LIGHT   ¥330,000-+TAX

 

 

 

クロモリ素材が最先端のレースの世界では使われなくなって久しいですが

レースレベルの走りができないというわけではありません。

 

確かに重量面では不利ですが、スチールのバネ感を活かした加速のキレや

ストレートフォークによるシャープなハンドリングなどは今でも一線級。

 

 

見た目がゴージャスな雰囲気重視のクラシックバイクというイメージを

大きく裏切る、結構イマドキなガチな走りに驚かされるでしょう。

 

 

さすがはレースの世界で生きるコルナゴ。

その精神はこのマスターにもきちんと受け継がれています。

 

 

 

 

 

 

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リブの代わりに4面をツブして剛性を高めた「ジルコ加工」がほどこされた

コルナゴ専用のクロモリチューブ。

 

遠目からではわからない細かい工夫があちこちに見られ、それがフレームの

個性に繋がっていくのもクロモリバイクならでは。

 

 

 

 

 

 

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限定モデル「アラベスク」を思わせる意匠が施されたメッキのヘッドラグ。

 

 

機能的にはチューブの接手でしかないこの小さいパーツへのこだわり具合。

 

他の部分で差別化がはかりにくいクロモリフレームゆえに、ここはまさに

ビルダーの個性の見せ所。

 

 

 

 

 

 

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グラデーションが美しいこれらのペイントもイタリア国内で塗られたもの。

 

ホワイトとブルー・オレンジの組み合わせが懐かしのラボバンクみたいで

個人的には結構ツボだったり。

 

 

実はコルナゴのラインナップ中でイタリアメイド・イタリアペイントの

フレームは、いまや「C64」と「マスター」を残すのみ。

 

ペインターのすぐ横で、エルネストが「ああでもないこうでもない」と

言っているところを 想像するだけでなんだか楽しくなってきます。

 

 

 

 

 

 

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リアエンドにはコルナゴのロゴと耐久性を上げるためのメッキ加工が。

 

エルネスト・コルナゴのこだわりは細部にまで行き届いています。

 

 

 

 

 

 

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フレームサイズは520。

おおよそですが適正身長は170cmくらいでしょうか。

 

(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)

 

 

 

9~10速くらいの頃のチョイ古なカンパやシマノでサラッと組んで

 

普段はのんびり流すのがメインだけど、たまに本気で走ってみる

なんて乗り方が実はカッコいいのかも。

 

 

 

 

 

 

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ホイールはもちろんニュートロンで。

 

 

 

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