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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/07/04 14:00
カンパニョーロの「ゾンダ」か、フルクラムの「レーシング5」か。
完成車の標準装備ホイールからのステップアップ、という話になった時
必ずと言っていいくらいに名前が出てくる定番中の定番です。
〇FULCRUM RACING 5
¥42,000-+TAX → ¥37,800-+TAX!!
新型レーシング3のデビュー以降、シンプルなグラフィックへの変更を
推し進めているフルクラム。
よくよく見てみると単なるデザイン変更だけでなく、細部に至るまで
かなりブラッシュアップが行われていました。
そういったディテールも含め、この「レーシング5」が持つ雰囲気は
上位モデルの「R3」に実によく似ています。
「R3」に対しての決定的な違いは「リムにスポークホールが開いている」
のと「2:1スポ―キングで組まれていない」の2点。
細部をみればもちろん色々な違いはありますが、ホイール性能に関わる
レベルでの違いはこ2つでしょう。
とは言え、乗ったらきちんと「フルクラムしている」のが面白い。
エントリーグレードポジのホイールではありますが、前後でリムハイトは
変えられていて、リアのリムもスポーク穴の位置をズラした非対称構造を
採用となかなかに凝っています。
上位モデルのような切削処理がなされていない分ホイール重量はそこそこ
重いのですが(R3:1,560g、R5:1,650g)
一度転がり始めてしまえばそのリムの重さ+ハブの回りの良さが重なって
ガンガン加速していく感じがきちんとフルクラムしていて〇。
フリーボディも「R3」と同じく黒のPEO処理がなされたアルミ製に。
微妙に切削処理がなされたハブボディや、力の掛かる向きを意識した様な
肉抜きが施されたワイドフランジのデザインも新型となっています。
価格以上によく走る、という従来モデルから受け継ぐ伝統・美点を
各部のブラッシュアップでさらに高めた「レーシング5」。
愛車の加速にもうちょっと「キレ」が欲しいかも・・・と感じたら
思い切って交換してみましょう!!