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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/08/18 15:41
まず「MIYATA」のハイエンドモデルという時点で相当にマニアック。
それも定番の「THE MIYATA」ではなく「ELEVATION」の方。
さらにクロモリフレームなのに、なんと「Di2」専用。
これは当時のミヤタの商品開発部門の正気を(いい意味で)疑うレベルです。
〇MIYATA ELEVATION EXR Di2
¥305,555-+TAX → ¥152,777-+TAX!!
(クレジットでのお支払いの場合45%OFFの¥168,055-+TAX)
肉薄・異形メガチューブをスムースウェルディングで仕上げた軽量フレームに
カーボンフォークを組み合わせた、クロモリレーシングモデルが・・・
なんと半額の 50%OFF!!
さらに現在「フレーム載せ替えキャンペーン」としてシマノパーツも10%OFF!
(まあミヤタならカンパニョーロで組みたくなるかもしれませんが)
ひと昔前のアルミフレームを思わせる、クロモリらしからぬ太さと形状の
トップチューブ&ダウンチューブ。
フィレット加工が施された溶接跡も極めてスムース。
ヘッドは下ワンが1.5インチのテーパーヘッドを採用。そこにコロンブスの
カーボンフォークが組み合わされます。
この部分を見る限り、いわゆるクロモリ的なクラシック感は皆無。
シートステーも丸ではなくスクエア形状、集合部の仕上げもキレイなもの。
光の都合で明るく見えますが、伝統のミヤタブルー(実際はもう少し濃い青)
で塗られた塗装面もまた非常に美しい仕上がりです。
ダウンチューブも丸ではなくおにぎり型。
押したらへこむくらいの極薄チューブで、クロモリらしからぬ軽量さと
クロモリならではのバネ感のある乗り味の両方が期待できそう。
持ってみると想像以上に軽く、デュラエース組みの完成車パッケージが
6kg台だったというのも納得。
フレーム素材はニオブを配合したミヤタオリジナルのクロモリチューブ。
お得意の「SSTB(スパイラル・スプライン・トリプル・バテッド」加工も
もちろん採用。
クロモリチューブの内側に5本のリブを、それもらせん状に配置するなんて
どうやって加工をしているのか想像もつきません。
Di2のケーブルはここから入ります。
それにしても電動専用とは・・・使えるコンポは最低でもアルテグラ。
ミヤタがこれをレースバイクと考えていたのが良く分かります。
フレームサイズは50。
おおよその適正身長は170~175cm前後くらいでしょうか
(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)
すれ違うシリアスライダーの二度見間違いなし!
今はもう手に入らない?激レアマニアックフレームです。
クロモリ=雰囲気重視のレトロバイクというイメージからは大きくかけ離れた
本気で走れる軽量レーサーフレーム「ELEVATION EXR」。
ミヤタの心意気に敬意を表して、ガチなパーツ構成でスキのない一台として
組み上げるのがよろしいかと。