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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/10/15 17:58
気付いたら「レーシング7」がカタログからドロップしていました。
レーシング7「DB(ディスクブレーキ)」として名前はまだ残っていますが
リムブレーキ用を使っていたユーザーとしては、ちょっと悲しい気分です。
通勤でガンガン使い倒しても音を上げないタフなつくりで、重量はあるけれど
ビックリするほどよく回る、普段使い用として抜群に良いホイールでした。
で、現在その「7」の立ち位置にあるのが、この「レーシング6」。
〇FULCRUM RACING 6 C17 (HG)
¥33,000-+TAX → ¥29,700-+TAX!!
パッと見では「7」のグラフィックが今風に変わったくらいの印象でしたが
細部をよくみると、地味にあちこち変わっていました。
特にハブ周りの変化の度合いが大。
内部構造まではおそらく変わっていないと思われますが、ハブシェル部分には
最近のフルクラムが好んで使う溝状の肉抜きが施されています。
フリーボディは黒くPEO処理されたアルミ製となり、さらにフランジ部分にも
軽量化のための肉抜き穴が。
にもかかわらずカタログ重量が1,760gと「7」とほとんど変わらないのは何故?
フロント24.5mm、リア27.5mmと前後でハイトを変えたリム。
スポークテンションの左右バランスを整えるために、非対称構造とされた
後輪側のリム形状も上位モデルの「レーシング5」と同様のもの。
首(曲げ)のある普通の丸スポークを使っている点、スポークの組み方や
本数などは「レーシング7」と変わってはいないようです。
1,900g近くあるシマノのRS100ホイールから交換すると約150gの軽量化。
さらに、高めのホイール剛性からくるカッチリしたコギ味や、フルクラム
ならではのスムースな転がり感がこの価格で手に入ると考えると・・・
これはかなりアリなチョイスなのでは。
さらなる軽さ(1,650g)やエアロ効果を求めるなら、一つ上のグレードの
「レーシング5(¥37,800-+TAX)もオススメです。