スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/10/23 11:36
この柔らかい感じの新型ロゴにもだいぶ目が慣れてきましたね。
クロモリのマスターや、パマペイントの派手派手カラーだと、クラシックな
旧ロゴの方が似合う気もしますが
最近のモダンなエアロデザインだと、やっぱり新しいロゴの方が良い感じに
まとまっているように思えます。
〇COLNAGO 2020 A2-R 105 ¥169,000-+TAX
コルナゴのアルミバイクが「すごくよく走る!」という印象になったのは、
やはり名車「STRADA SL」からでしょうか。
その後「A1-R」と「A2-R」と続きますが、アルミ=初心者向けグレードと
いうイメージを覆す走りの良さは、今も受け継がれています。
フレーム各部を見ると、設計者が「カーボンロードそのままのノリ」で作った
のでは?という気がしないでもないですが、結果的にこれがポジティブな方に
出ているのでまあOKかと。
大口径のヘッドチューブとそこから伸びるマッシブなカーボンフォーク。
ほぼ四角で構成された大口径ダウンチューブ。
トップチューブにちょっと乗り心地を良くしようという狙いが見えますが
フロントセクションの主役はやはり、フォーク~ヘッド~ダウンチューブ
からなる高剛性ラインでしょう。
とはいえ、虚飾を排した「ゴリゴリの武闘派」を目指しているのかと思えば
そうでもなさそうで・・・
溶接部分の処理は非常にスムース、塗装にも高級感があり、イタリアブランド
らしい「見た目への意識」も忘れていません。
スクエアなダウンチューブは、PF86のワイドなBBへとつながります。
シートチューブの下端も末広がりな形状で、BBの捻じれやたわみを上から
ガッチリと抑え込む体制に。
ここまでフロントセクションを固めれば、カーボンバイクからの乗り換え
でもほとんど違和感なく扱えるのでは?
乗り心地に大きく影響するシートステーも直線基調のスクエア形状。
曲げやつぶしが一切なく、快適性よりも反応性重視!という攻めた狙いが
見て取れます。
ここまで見てきて思うのですが・・・自分が乗っているチポの「RB0.8K」に
フレームづくりの考え方がそっくりです。
エアロの要素を気にしない分、各部の形状を剛性確保と加速のキレに全振り!
なところなんて特に。
メインコンポは105・・・ですが、ブレーキがTIAGRAだったりとちょっと
もの足りなさも感じます。
その分フレームに気合が入っているとも言えますので、後々のカスタムで
フレームの持つポテンシャルをフルに発揮させてあげましょう。
フレームサイズは460S。
おおよその適正身長は165cm~くらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)
「UAEエミレーツ」のメインバイクがV1-R→V2-Rと進化するのに合わせて
A1-R→A2-Rと進化してきたことを考えると。
何年か後に、エアロ要素が与えられた「A3-R」なんかがデビューするかも
しれませんね、これは。