街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード 池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2017/06/03 12:54
現行フェニックスSLの従来機にあたるモデル リドレー 「フェニックス」
ワールドワイドでの展開は未だ健在のようですが、日本では今年限定モデルとして昨年末に発表され、僅か半年足らずで完売となった車体です。
今回池袋本館にて、この車体をご成約を頂きました。
フェニックスはフレームセットで「15万円以下」という非常にコストパフォーマンスに優れた車体ですが、侮れないのはその性能。
UCIワールドツアーチーム「ロット・ベリソル(現ロット・ソウダル)」のメインバイクとして使用されてた経歴があります。
プロユースだからバリカタ高剛性マンか?といわれるとそうではなく
「プロの力を受け止め推進力にする最低限の剛性」と、リドレーのお家芸ともいえる「悪路(パヴェ)からの振動を低減させる快適性」を両立をさせているので、プロはもちろんサンデーライダーの方にも非常にオススメと言えるでしょう。

FENIX 完成車イメージ
こちらはメーカーの完成車イメージ。
今回はお客様の車体はコストを下げられるパーツは下げつつも、最低限のスペックは持たせるようなコンセプトで車体を仕上げました。
こちらが完成したお客様の車体。
コンポはスタンダードな105をアッセンブル。
現在のコンポから上位グレードへ換装する際のコストを考えチョイスしました。
クランクの歯数はフロント52T×インナー36T。
より広い速度域を細かく刻みカバーできるメリットがあります。
フロントアウターは下りや平地などでギアが足りなくならないよう、またインナーは登りで重いギアをひたすら踏まない、軽すぎないようにコンパクトとノーマルの中間セット。
個人的にノーマルクランクやコンパクトよりこの中間セット(ミドルコンパクトと呼べば良いでしょうか…?)のクランクめちゃくちゃオススメです。
お次はリア。フロントは歯数の差が大きかったのに対し、リアのスプロケは一段一段の歯の飛ぶ数が少ない11-25Tを選択。リアの変速での歯数の差を少なくすることで、シフトチェンジによる回転数の急激な変化を抑える狙いがあります。
サドルはプロロゴ。
車体のカラーリングにあうものをチョイス。
ハンドル、ステム、シートポストなどはコストを抑えつつも、安心と信頼のシマノプロシリーズ。
パーツの統一感が魅力的です。
BBは圧入式にオススメのウィッシュボーン。
昨今では圧入式BBは、軽量化やBB周りの剛性確保と圧入式BBの受けられるメリットが多いことから、各メーカーが積極的に採用している規格ですが、一方で音鳴りやBB交換時の叩き出しによるフレーム本体へのダメージなど、相応にデメリットも発生しております。
ウィッシュボーンはワンと一体型のスリーブをねじ込み、左右からはさむことで音鳴りや、BB交換時にBB本体を車体からハンマー等で叩き出さなくていいため、叩く際に生じる車体本体へのダメージを低減など、それら諸問題を解決に導きます。
またBB周りの剛性向上にも大きく貢献し、フレームに優しくメリットが多いパーツです。
初めてのロードバイクでカーボンの車体。長くこの車体を乗ってもらいたいという理由から、今回は僕がお客様に猛プッシュして入れてもらいました。
バーテープはグリップ力に優れるフィジークのスーパーライトタッキー。
コストパフォーマンスも◎です!!
池袋本館ではフレームから自分の一台を作り上げるバラ組みを随時承っております。
実業団レーサーや元国体選手、ロングライドを得意とするスタッフが多数在籍していますので、ご相談だけでもいかかでしょうか??
池袋本館でお待ちしております。
2017/6/1 池袋本館スタッフ 石川 海璃