街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2021/12/03 16:34
こんにちは。池袋本館の長山です。
2021年11月17日(水)、「ワイズロード スタッフ試乗会」に参加して来ましたので、試乗させて頂いたモデルの私なりの感想をレポート致します。
今回は
目次
について纏めてみました。
以下の4モデルに連続で試乗出来ましたので、乗った順番通り、比較目線でそれらの感想を書いてみます。
(あくまで個人の印象です)
フレーム素材:HighStrength Carbon T600 UD
「ニューコンフォートジオメトリー」を採用した「使い方は限定せず真にオールラウンドにライドを楽しめるエアロロード」というメーカーの謳い文句通り、フレンドリーなピナレロ、と言った印象を受けました。
と言ってもコンフォートでユルユルと言う意味ではなく、バリバリなラインナップばかりの同社の中で比較したらちょっと穏やか、というだけ。上質な走行感の軽さや、芯の通った安定感があるのは上位モデルと共通です。
それを踏まえたうえで剛性やジオメトリーは適度に調整されており、ツーリング系ライダーの私には相性良く、高バランスに仕上がっていると感じました。
正直な所このPARISは、上位モデルの存在感がありすぎることで中途半端なモデルに見えてしまっていたのですが、もしもブランド、モデル名を隠されてこれに乗ったら、どこの上級グレードモデルか?と思ってしまいそうな位の優良モデルだと印象を改めました。あまり競わないけどがっつり距離は乗るロングライドがメインで、たまに大会も出てみたい、なんて方に向いていると思いました。
スペックなど詳細はPARIS DISK メーカー公式サイトへ
フレーム素材:HighStrength Carbon T700 UD
まず思ったのが「(今の自分にとって)ちょうど良い」という感覚。
PARISより剛性と反応性が増し、「ニューレーシングジオメトリー」採用でコンフォートでないので、正調ロードレーサー、というフィーリング。剛性が増したと言っても「少しマイルドに調整」とメーカーが謳っている通り、バリバリレーサーなんだけど性格は優しい、という絶妙な塩梅。
PARISのバランスも個人的にかなり好みだと感じましたが、今の自分のフィーリングには、こちらの方がよりしっくり来ました。
いろいろな大会も、快適性が欲しくなるロングライドも、どちらも五分五分に楽しまれたい方にはかなり良いバランスのバイクではないかと思いました。
スペックなど詳細はPRINCE DISK メーカー公式サイトへ
フレーム素材:HighStrength Carbon T900 3K
もうちょっと硬くなったPRINCE、という感覚。
平凡な脚力の私にはちょっと硬すぎるかな、と感じましたが、ただガチガチに硬いだけ、というわけではなく「レベルに応じたライドフィーリングに調整された純粋なレースバイク」とメーカーが謳っている通り、さじ加減は良好。いつも走り込んでいて豪脚がありバリッと突っ走る方は、コチラの方が好みに合うかもしれません。
下手なペダリングをしたら、その硬さに返り討ちに遭いそうで、うまくペダリングして芯を捉えて乗りこなす面白味があると思いました。
生粋のレーサーが欲しい、という真摯なアスリートや、忙しく限られた時間の中で短距離短時間、キレ良く潔くスパーッと突っ走りたい!といった方におすすめしたいです。
スペックなど詳細はPRINCE FX DISK メーカー公式サイトへ
フレーム素材:Carbon Torayca T1100 1K Dream Carbon with Nanoalloy Technology / Asymmetric
言わずと知れた注目モデルだけになかなか試乗車が捕まらず、他モデルのあと最後に乗ることになったDOGMA F。
その順番のおかげで、乗ってみての感想は「PRINCEの(個人的に)ちょうど良い乗り心地と、PRINCE FXの硬さがうまく同居したような感覚」というものとなりました。
これは究極の絶妙なバランス!さすがは頂点モデル!!と感心しました。
速さと快適性、両立はなかなか難しいですが、スパルタンなレーサーの中にも快適性があってこそ乗り手に余裕が生まれ、結果的に速く走れる、というのを極限まで突き詰めた一つの答えがこれなのか?という風に私は受け取りました。
「速い」走りよりも「強い」走りを目指した、そんな感じで、その真剣な物作りが風格にもにじみ出ている気がしました。
メーカーが「あらゆるタイプのライダーやあらゆる地形に最適なバイク」と謳う通り、懐が深く包容力がある王者バイクだと思います!!
スペックなど詳細はDOGMA F DISK メーカー公式サイトへ
一般的に高いモデルほど良い、と考えられがちですが、ここに挙げたモデルに限って言えば、値段、グレードなりの性能差というよりは「こういうライダーのニーズにはこれが最適解」と、それぞれバランスを突き詰めた結晶なのかな、という印象を持ちました。どれも、妥協ない高水準で作られていると感じます。なので、上位とか下位とかの概念を外して、乗り手の好みに合わせて選ぶのが良いと思いました!!
ただしDOGMA Fだけは、やはりちょっと別格ですね。懐が深いです。価格も別格ですが!
池袋本館は、PINARELLO強力店!
2021年12月3日時点で、最新2022年モデルDOGMA F 完成車(サイズ50、BOBカラー)を展示中!
また、他の2022年モデルも、入荷予定枠が少ない中、池袋本館では枠の確保に努めております。近々に入荷が始まる見込みも!!
2022年PINARELLOが欲しい!と思われた方は、店頭でお気軽に、お早めにご相談下さい!
Y’sRoad池袋本館
03-5992-4070