街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
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2022/04/15 18:27
自転車に乗る際の必需品の1つ『フロントライト』。
色々な種類が出ていますが、何を基準に選べばいいの? 今までの自分の考え、理解に無かった事もありますので参考にしていただければと思います。
夜間走行する際に必要な『フロントライト』。
多くの方は暗闇の中視界を確保するために道を照らす役割を想像するかと思います。
もちろんこれも重要な役割ですが、もう一つ重要な役割として『自身の存在を知らせる』という事です。
対向車・対向人に対してと言うのはもちろん、視界の悪い交差点等ではライトが付いていれば何か車両が来ると認識し注意して交差点に進入するはずです。
ではライトを選ぶ時のポイントって何? 明るさ? 見た目? 価格? 持ち時間?
絶対ではありませんが、ある程度の基準をご説明させていただこうと思います。
通勤通学での使用なのか、はたまたロングライドの帰りなのか、中にはブルべに出るため!と言う方もいらっしゃるでしょう。
市街地、郊外、街灯の少ない河川敷。 メインに走る場所によってライトの明るさ選びは変わってきます。
市街地、郊外なら大体400~600ルーメンくらいがオススメです。
最近のライトはほとんどがLEDライトになっているのでこのくらいの明るさの物は当たり前になってきていますね。
『街中で400~600ルーメンもいるの?』と思われるかもしれませんが、その理由は街灯が有ってある程度明るいからではないでしょうか。
先にも書きましたが、多くの方が、ライトは自身の視界を確保するために付けるものと思われているかと思いますが、『自身の存在を知らせるため』と言うのも大きな役割を占めています。
見通しの悪い交差点などでは街灯の明るさに負けずしっかりと照射してくれるのが大体400~600ルーメンです。
またこれくらいの明るさが有れば街灯が少ない場所でもしっかりと視界を確保出来る明るさがあります。
また逆に本当に街灯が少ない場所や、河川敷のサイクリングコースなどを走る場合は600~1000ルーメンくらいあってもいいかと思います。
ご自身がメインに走る場所を思い出し、適切な明るさの物を選ぶようにしましょう。
では実際に通勤通学で使用する。 自宅までは定期的に街灯もあるし交通量もそこそこあるので400ルーメンでOK!となったとしましょう。
ここでほとんどの方は【最大400ルーメン】のライトを選ぶことでしょう。 もちろんこれは間違いではありません。 だって『市街地・郊外でのオススメは400~600ルーメン』と言いましたからね。
しかし興味深いと言うか今までの自分には考え付かなかった事を発見しました。
こちらはLEZYNEのライトで400ルーメンの物と800ルーメンの物それぞれの使用時間表になります。
400ルーメンのライトですと当たり前ですが、最大の明るさが400ルーメンになります。
対して、800ルーメンのライトは最大の明るさが800ルーメンになります。
『さっきから何当たり前の事を偉そうに語ってるのだろう・・・。』
もう少しお付き合い下さい。 400ルーメンのライトで400ルーメンで照らすにはそのライトのパワーをMAXで発揮するという事になります。
一方、800ルーメンのライトで400ルーメンで照らすには半分のパワーで済むという事になります。
いや、そもそも800のバッテリーの方が大きいのだからパワーの半分を出さずとも400に達してしまうかもしれないのでそうなるともっと長持ちしてくれます。
もちろん400と800では値段も変わってきますが、持ち時間や充電回数、バッテリー寿命など先の事を考えれば最大出力の多きものを選ぶと言うのも一つの手かもしれません。
LEZYNEのライトの比較表になります。 こう見ると400と800ルーメンの両方で400で照らした時のバッテリーの持ち時間は1時間と4時間で実に4倍の時間長持ちする事になります。
1時間の走行なら400なら毎日、800なら4日に1度の充電で済んでしまいます。
こんなライトの選び方も一つの考えかもしれませんね。