街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
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2023/08/19 16:11
強い日差しが照り午前中の多摩川を、ALTALISTの調光アイウェアKAKU2をかけて走ってきました。店舗での試着とはまた違う何かがわかった気がします。
かなりの日差しでしたのでレンズはおそらく可視光透過率はMAXの43%程度になったはず。体感的にはアスファルトのギラギラは十分解消されているので目へのダメージは少なく感じました。色調の変化は徐々に変化するのでわかりにくいですが意外と早い気がします。
サドルの影を見るとそこそこ光を遮っている感じですね。暗すぎず明るすぎずサイクリングにはちょうどいい明るさかと思います。
ワイドレンズなのでとても広いです。フレームも後方確認時くらいにちらりと見えるくらいで邪魔になることはありません。ALTALIST KAKU2にはVIV20というレンズに赤みを足すことで路面の凹凸を見やすくする工夫がされています。路面の亀裂や凸凹が裸眼よりは確実に見やすくなっていました。
比較画像を撮るのに失敗して、レンズ越しの画像のみ。画像だと分かりにくいのですが、実際は結構地面の亀裂が見やすくなっています。
こちらは路面ではないのですが、羽村取水堰での比較画像。手前の鉄板の凹凸や雲や水面の水しぶきの輪郭がわかりやすくなっているのが見えますでしょうか。
ノーズフィットが少しすべるかな?という気がしないでもないですが、ずれ落ちる感じもなく位置直しもほとんどしてないので多分気のせいかなと。6時間ほどかけつづけましたが、どこかが痛くなるということもなくかけてて気にならない良いフィットだったのではないかと思います。
ちょっと残念なのが、調光レンズの色が明るいとき、光がレンズ内面で反射して目につくときがあるんですよね。暗くなれば光が内部に入らなくなるので大丈夫なのですが、室内や曇りなどの調光しないくらいの明るさの場合、反射が気になるかもしれません。まったく見えなくなったり、危険まではいかないのですが、この点だけは減点ですね。
実際に100kmくらい、炎天下で走った感想としては気になる点はあるにせよ必要十分な性能をもつかけやすいアイウェアだと思います。その価格からしたらむしろびっくりなクオリティでした。実際一般的にアイウェアはなかなか高額。それでも大事な目を保護するためには必須ともいえるアイテムですので、予算で悩まれているならばぜひALTALISTを試していただければと思います。