街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2024/09/06 19:02
こんにちは。池袋本館の松葉です。
Road to 王滝4回目はシューズのお話です。
SDA王滝に出場するに際し、どういったシューズを選べばいいかがとても難しく購入に踏み込めなかったのですが、悩みに悩んで買ったシューズとそれを選んだ理由などをご紹介します。
目次
TERRA X4 POWERSTRAPはグラベル向けのビンディングシューズになります。バイクを手押しで歩くことが無ければSDA王滝でも使用できそうです。
SDA王滝という過酷なレースでは少しでも足への負担を少なくしたいという理由でシューズの重量が300g以下という基準を設定しました。このフィジークのTERRAはメーカー公表値が左右合わせて292g(42size)となっているのでそこをクリアしているのが第一つ目の理由。
クロージャーの種類は大きく
・ベルクロ(マジックテープ)タイプ
・シューレース(靴紐)タイプ
・ダイヤルタイプ
・バックルタイプ
の4種類あり、元々シューレースタイプかベルクロタイプで考えていました。まずバックルタイプはほとんど流通していない(というかほぼ絶滅状態?)ので選考外。次にダイヤル式は万が一シューズでアクシデントが起きた際、例えばレース中にダイヤルの紐が切れてしまったりするとその時点でリタイヤになるので念には念を入れてこれも選考外。シューレースタイプはシューズの着脱に少し難があり締め付けの微調整がしにくい為、最終的にベルクロタイプで決定。このシューズのパワーストラップはベルクロ式の中では締め付けの調整がしやすいのが購入の決め手の一つ。
最後の決め手はこれですね。ロードバイク用のシューズでフィジークのTEMPO R5 POWERSTRAPを使用していてそのシューズのフィット感が個人的に大好きだったのもあり、形状が似ているTERRA X4 POWERSTRAPを購入しました。
パワーストラップはフィジーク独自のベルクロシステムで甲付近でベルクロが折り返すように通してあるのが特長。この折り返しがあるおかげで通常のベルクロタイプよりもフィット感が増し、まるでシューズが足を包み込んでくれるような感覚があります。更にパーツ点数が少ないのもあって軽量な仕上がりになり破損なども起きにくく個人的には王滝では特大のメリットかと思います。あと見た目もカッコイイです♪
アウトソールはナイロン素材なので柔らかいかと思ったら比較的固めな印象を受ける(ソール剛性指数は6/10)。トレッド部もガチガチのマウンテン用シューズとは違いブロックが一切分かれていないです。王滝のコースは林道と少しの舗装路の複合コースなのでこのシューズで歩きづらいのは比較的標高が上がってくるコースぐらいなので大丈夫だと思います。マイクロテックスのアッパーは厚みがあれど柔らかめなので締め付けによる足の痛みは出にくくフィット感向上に一役買っていると思います。
王滝でこのシューズの性能をいかんなく発揮できるか乞うご期待!
前回→Road to 王滝④ / 次回→今度こそパンク修理系のはず