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まさに革新!私は「第四のバルブ」の虜になりました。
by: やすい

ワイズロード池袋本館のヤスイです。

2024年のユーロバイクで発表され話題となり、今夏にデリバリーが始まった「クリックバルブ」
お客様への販売優先でまだ試せていませんでしたが、ようやく手元にも届いたので導入・使用してみました。

今回は使用して感じた事を中心に私個人の視点も交えつつの製品紹介記事となります。

CLIK VALVE

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クリックバルブ&アダプターセット
販売価格:¥3,300(税込)

本題に入る前に事前知識として、
世の中の自転車を取り巻く三大バルブについて軽く説明を…

・スポーツバイクでメジャーな仏式バルブ
・一部のMTBや自動車やオートバイに中心に採用されている米式バルブ
・シティサイクル等でメジャーな英式バルブ

それぞれの良さがありますが、
そこに第四の規格として登場したのが今回の話の主役となるクリックバルブ。

クリックバルブを導入・使用するには

まずバルブコアが外せる仏式バルブであること。
クリンチャー・チューブレスでクリックバルブの展開がありますがここは絶対です。

バルブコアを外して

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元々あった仏式バルブコアと入れ替えるようにクリックバルブをセットP1129376

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しっかりと締結すれば組み換えは完了!

チューブレスバルブでも同様の手順です。

一部のチューブレスバルブでは初めからクリックバルブになっているものも販売しています。
これからチューブレスでクリックバルブを試してみたい!という方はそちらの方がいいかもしれないですね。

次にクリックバルブに使用可能なポンプを準備すること

専用のポンプが一番ベストですが

米式バルブ対応のポンプにアダプターを装着したり

仏式バルブ対応のポンプで空気を入れることも可能です。

※後述しますが、相性によっては使用できないポンプもありますのでご注意ください

英式バルブもクリックバルブに…

仏式バルブでのご紹介をしましたが、英式バルブでもクリックバルブにすることが出来るようです。
ただし、仏式バルブ用とは形状が異なるため適合しません。
英式用の単品販売も2025/9/10時点ではまだありませんのでご注意ください。

クリックバルブを使用して

最初に使用してみた感想は「もうこれでいいじゃん!」というのが率直な所。

その背景としてロードバイクとBROMPTONを所有しており、仏式と米式のバルブが混在している環境でした。

所有していたフロアポンプは仏・米対応のものでしたが、仏式⇔米式で切り替える際にポンプヘッドの部分を組み替える必要があるという代物。
初めはロードバイクだけの所有だったので気になっていませんでしたが、後からBROMPTONにも乗るようになって逐一ポンプヘッドを切り替えることに気が付き、手間を感じていました。

そこに颯爽と現れたのが「クリックバルブ」
今までの手間がもうかからないのは非常にありがたいです。

BROMPTONを仏式化で良かったのでは?と思われるかもしれませんが、
BROMPTONの16インチの小径ホイールは、ポンプのレバー固定がしにくいという弱点が!特に内装ハブやハブダイナモを使用しているとハブが大きいのでやりにくいと思います。
ですがそれも今回のクリックバルブ化で解消されました。

ただ、手放しで勧められるものではないという部分もあり
これからメリット・デメリットに分けてご説明していきます

クリックバルブのメリット

まずはメリット
大きくに二つのメリットがあります。

簡単・確実な接続

仏式のバルブでは、
バルブコアを緩める→ポンプを接続・固定→規定圧まで空気を入れる→固定解除しバルブコアを締めて完了!
というのが一通りの手順ですが、慣れていない方からはこの一連の手順が億劫に感じているようです。

その点、クリックバルブでは操作は非常に簡単!
バルブコアの緩める操作は不要になり、ポンプを差し込むだけです。

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固定時には“クリック”バルブの名の通り「カチッ」と子気味良い音が鳴ります。

仏・米のバルブであるあるな「ポンプとバルブの接続・固定が不十分で空気が入れられない」というのも起きにくく、接続時にしっかりとした手応えもあるので接続の状態が分かりやすくなっています。
空気を入れ終わった後はポンプヘッドを引き抜くだけでOK!

空気を入れる事に不慣れな方からも、「これなら簡単でいいですね!」とお墨付きをいただきました。

バルブコアの破損リスク回避

 空気を入れる際にポンプヘッドをバルブコアに対して斜め方向から抜き差しをすると、曲がってしまうケースがあります。

↓ ↓ ↓

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多少の曲がりなら目をつぶる方も多いですが、最悪のケースでバルブコアが折れてしまったりするとチューブ交換の事例もあります。

クリックバルブの「簡単・確実な接続」のおかげでこの破損が回避できます。

クリックバルブのデメリット

残念ながらメリットがあるということはデメリットも存在します

システムの導入費用

チューブ(チューブレスバルブ)+クリックバルブで購入の必要があるため、単品での購入よりも費用がかさみます。

特に複数台のバイク(ホイール)を所有している方はその分のクリックバルブが必要となります。

バルブコア単品の販売も展開されましたが¥1,320(税込)となっており、私の所有している台数分だと6つ必要になるのは少し痛い出費でした。

ポンプヘッドの形状によってはポンプアップが出来ない

仏式バルブ対応のポンプでも、
LEZYNEなどのバルブキャップのねじを利用して固定するねじ込み式のポンプ等では相性が悪く、空気が入れられないというケースもあるようです。

また、クリックバルブ専用のポンプでは仏・米・英のバルブに空気が入れられないというのもデメリットに感じるかもしれません。

以上が私が感じたメリット・デメリットとなります。
色々と書きましたが個人的には仏式バルブが初めてで不慣れな方通勤通学ユーザーにこそオススメのアイテムだと感じています。

単純明快な空気の充填になりますし、一回一回の空気の補充時の手間が減るので「空気を入れる」というバイクの管理もしやすくなると思います。

ちなみにポンプヘッド単品の販売もあるので、お持ちのポンプをクリックバルブ専用にすることも出来ます!

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既存のユーザーでも気になる方はぜひお試しください。

ご不明な点がございましたら
ワイズロード池袋本館(03-5992-4070)までどうぞ!

池袋本館からお知らせ

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ワイズロード池袋本館 小林です。

今回池袋本館ではロードバイクの購入を検討されている方、ロードバイク初心者向けの講習会を行います!

ロードバイクに乗ってみたいけど、乗れるか不安…
シティサイクルとどんな違いがあるのだろう?

など、興味があってもなかなか聞ける場所が無い...といった方にプロショップスタッフがお悩みにお答え致します!

開催日程/場所

毎週土曜日 12時から一時間ほど

ワイズロード池袋本館3F

内容

1,ロードバイクとは何か?クロスバイクとロードバイクの違い等

2,ロードバイクの乗り方、使い方、操作説明

3,質疑応答など

参加について  

どなたでもご参加可能です!

予約の受付もしておりますのでお気軽に店舗までお問合せ下さい!

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