日本最大級のスポーツサイクル専門店
2026/05/20 17:21
パンクしました。(唐突)
イイ景色ダナー…
出勤前にキゴ山をよく走っているスタッフ高橋です。
石川の道は走りやすい!開けた道路も多くて少し街から離れれば交通量も少なく、思いのままに走ることができて非常に楽しいです。
ただ、快速に走ることができるからこそ気になるのが路面状況。
時折ヒビ割れなどが激しい場所があり、純粋な走りの愉しみを味わえなくなる瞬間もあるのが少しネック。
と、思って空気圧を落として4.3Barほどで走っていたところ、夕霧峠の下りで見事にリム打ちパンクしました。シュパーーーン!!ってイイ音がした。
ということもあってタイヤ交換に至り、クリンチャー派の私が選んだチューブレスタイヤは今となっては珍しいピュアチューブレスです!
目次
今回選んだタイヤは30C。乗り心地を優先したかったことに加え、28Cは過去に使ったことがあるためです。
※↑ブログは東大和店のブログですが、東大和店のHPは26年11月を目処に閉鎖が決まっています。それ以降はページを開くことができなくなります。
過去に28Cを使った際には実走で約6,000㎞パンクなどのトラブル一切なし。という素晴らしい耐久性を見せてくれました。
第5世代はトレッド全体に杉目が配置されていましたが、第6世代ではセンター部はスリックになり、シリカ/カーボン ハイブリッド補強を配合することで転がり抵抗を9.97%軽減。さらに耐摩耗性も約82%向上しています。
ショルダー部には米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子RICE BRAN CERAMICS COMPOUND 2(RBCC²)を配合し、ドライコンディションはもちろんウェットコンディションにおいても、あらゆる路面状況でハイグリップを保ち続けます。
また、タイヤ幅のラインナップも25Cから32Cまでカバーし、軽さを求めるライダーからロングライドなどを楽しむライダーまで幅広い層に向けたラインナップへと拡充されています!
FORMULA PRO Gen6はレギュラーモデルのRBCC、軽量設計のS-LIGHT、耐パンク性を高めたX-GUARDの3モデルがあります。
それぞれの特徴を比較
RBCC/S-LIGHT/X-GUARD
チューブレス:TL/TLR/TL
28C重量:310g/255g/350g
30C重量:335g/275g/380g
重量で比較すればS-LIGHTがダントツです。他社フラッグシップモデルと比較してもかなり軽量な部類だと思います。ただし、S-LIGHTのみピュアチューブレスではなくチューブレスレディ。シーラントを必要とします。
私自身、シーラントの運用に何も不安は抱いていませんし、旧モデル第5世代FORMULA PROではS-LIGHTの方が運動性能が高く、高評価でした。しかし、今作のFORMULA PROはRBCCとS-LIGHT、両方使ったうえでRBCCの方が高評価です。
その理由の1つが圧倒的な転がり抵抗の低さ。
RBCCとS-LIGHTを比較した数値的なデータこそ無いものの、乗り比べればその差は歴然。速度の上昇とともにRBCCの転がり抵抗の低さは際立ち、明らかな違いが生まれます。
実際IRCの中の人にこの話をしたところ「転がり抵抗は間違いなくRBCCの方が良いです」という回答をいただき、答え合わせが出来ました。
RBCCかS-LIGHTか。この二者択一を分けるのは[想定される速度域]。
低速域でペダルを回し続けるハードなヒルクライムにおいてはS-LIGHTに軍配がありますが、ある程度速度の出るような平均勾配の緩いヒルクライムから高速域まで、幅広くカバーし、オールラウンドな性能を発揮してくれるのはRBCCです。
ある程度速く走れる人(または20km/h以上のシチュエーション)であれば「重量」というわかりやすい指標はいったん捨て置いてRBCCを選ぶことをオススメします。
パンクした際にシーラントが穴を塞ぐことは期待できなくなるものの、中にチューブを入れて使う場合などに手を汚すことなく作業可能。
また、室内での作業でも周囲の汚れや、溢れたシーラントの損失分なども考える必要がなくなるため、作業性も良く、前後のタイヤを入れ換えて使用することも簡単にできます!
流動的で不規則な偏りを生むシーラントが無いためホイールバランスを取ることが容易にでき、より安定した走りが実現します。
タイヤ内部に文字通り空気以外の何もない状態。
シーラントのように大きな質量をもって流動するものが無いため、非常にダイレクトな加速感を味わうことができます。
これまで幾つものチューブレスタイヤを使用してきましたが、漕ぎ出し1歩目の転がりの良さでこれほど軽快なタイヤは他にありませんでした。
この「ゼロスタートにおける軽快さ」はクリンチャータイヤにあってチューブレスに無いものでしたが、どういうわけかこのチューブレスタイヤにだけは存在しました。
悶々と考えた結果たどり着いた結論が「シーラントの流動が加速時の違和感を生み出しているのではないか」というもの。
圧倒的”空洞感”。これがクリンチャー派である私がこのタイヤを選ぶ1番の理由です!
今回取り付けたホイールはGOKISO。
前回28CタイヤをSMITHのリムに取り付けようとしたところ嵌め合いは比較的固めでしたが、今回はクリンチャー並みに難なく取り付けできてしまいました。
そしてピュアチューブレスはチューブレスレディのようにタイヤ内部にシーラントを入れる必要が無いのが大きなメリットですが、厳密にはシーラントを使わないわけではありません。
稀にチューブレスバルブの根元から空気が漏れてしまうこともあるため、チューブレスバルブを取り付ける際にはバルブの根元に少量シーラントを付けておくのが得策です。
※また、ホイールとタイヤの相性によっては
[ピュアチューブレス非対応ホイールでもピュアチューブレスで使える]
ということもあれば
[ピュアチューブレス対応を謳うホイールでもシーラントで気密性を保持する必要がある]
ということもあります。

空気圧は4.0bar。まず向かったのは夕霧峠。
335gという”軽量”とは言い難いタイヤですが、走りは非常に軽快そのもの!
漕ぎ出し一歩目から感じる軽快さと、高速域でも安定しつつ良く転がる感覚は重さを全く感じさせません!
ダンシングやコーナリング時、タイヤにストレスを掛けてもタイヤそのものの剛性がしっかりしており非常に反応性もよく操作しやすい!
エアボリュームもあり路面の凹凸は程よくいなしつつ、ライダーのパワーを余すことなく路面に伝達してくれます!
登りでも軽快に進み、高速域では抜群の安定感。タイヤの空洞感とハイスピードでもぐんぐん加速していける感覚と、非常に扱いやすいグリップ感。それでいて耐久性も兼ね備えているのですから最高です!
白川郷までのアップダウンの多いライドコースでも快適かつスピーディに駆けることができました!
MADE in JAPANのピュアチューブレスタイヤ
IRC FORMULA PRO RBCC
オススメです!「GP5000しか信じない」という方もぜひ一度使ってみてほしいタイヤです。
タイヤ交換・チューブレス化、お気軽にご相談ください!
5/31(日)にはタイヤチューブ交換方法をレクチャーする講習会も開催されますのでぜひご参加ください!
ご来店、お待ちしております!