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2019/06/08 06:56
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GIRO
“NEW” EMPIRE SLX
¥44,800 + TAX
アメリカCA発の古豪にして先鋭、GIROがやってくれました。
サイクリングシューズの長い歴史を振り返り、そして再定義した傑作「EMPIRE ACC」の登場から6年。
シューレースがもたらす独自の恩恵を広め、拡大し、高めていったことは皆様ご存知の通りでございます。
2017年シーズンにはより簡便にシューレースの恩恵を享受できる「TECHLACE」シリーズを発表。
そのTECHLACEを装備した市販最軽量クラスの意欲作「PROLIGHT TECHLACE」も2018年にデビュー。
そんなイマジネーションに富み、かつ機能的(もちろんグッドなデザインも)なプロダクトを生み出し続けるGIROが万を持して発表したのが、昨晩ご紹介させていただいた「IMPERIAL」、そして今回ご紹介いたします…
“ALL NEW” EMPIRE SLX
でございます!
耳の早い方は既にいろいろなメディアで散見されていることでしょうが、これは是非、是非実物を見て頂きたい。
IMPERIALと同様に、TEIJIN製の素材を採用した 薄く 軽く 強いアッパー素材。
メッシュとTPUを圧着させ、しなやかに、それでいて十分な強度も備えております。
先ごろ登場したSPECIALIZED EXOS BOAもそうでしたが、今まで多くのビンディングシューズで採用されてきた合皮をあえて使用せず、またニットのような強度の確保が難しい素材も使わない(ニットシューズが悪いと言わけではありません。ニット最高です。DMT KR-1など)、こういったシューズは今後増えていくものと予想しております。
ヘルメットにおいてももちろんイノベーターであり続けるGIROですが、シューズメーカーとしてはまだ若いブランド、という立ち位置を活かした切り口の違う革新を起こしています。
持って軽く、履いて柔らかなのですが、予想以上に強度があります。
DYNEEMAのようなゴワツキも少ないので、強度というより履き心地を求める方には激プッシュな逸品でございます。
今回新たにラインナップされた「IMPERIAL」「NEW EMPIRE SLX」は、昨年登場したPROLIGHT TECHLACEと同等に扱われがちですが、より使いやすさと耐久性を求め、BOAダイアルの搭載やシューレースのみの構造にしたり、アウトソールをEASTONソールにしたり、ハードウェア(ナット)をチタンからステンレスに変更したりと、あくまでも常用することを意識した、GIROシューズの次のスタンダードを示す製品となっております。
実際のところ、重量もPROLIGHTに比べれば41サイズで実測50g弱(片側)もの違いが出ますし、以前のSLXと比較しても実は20g程度重くなっていたりします(NEW SLX194g/SLX 172g)。
インソールや先ほどのハードウェアの違いが影響していると思われますが、ここから読み取れることは
「快適性の向上」
これに尽きるのではないでしょうか。
本当に履きやすく、柔らかです。
長距離、長時間、ビンディングシューズのようなボリューム感の少ない靴を履くなら尚更それが必要となってくるのは明白でございます。
今までできなかったことが、こうして素材の進化により可能となり、ニット素材を使ったシューズに代表されるように徐々に普及し始めております。
まさにそのスタンダードとなるべく生まれ変わったEMPIRE。
是非店頭でお確かめくださいませ。
お待ちしております。
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