【手組】ホイールは実際どう作られている？
by: 神戸店

こんにちは！

殺人級の暑さが続いてますね…

昼は暑さで走れないので、最近は夜走ることが多いです!

当店近くのメリケンパークやモザイクは夜に立ち寄ってみると綺麗ですよ！　みなさんもナイトライド、いかがでしょうか？

ライトは前後ともばっちり点けましょうね！

さて、1か月ほど前、ある程度バイト代が 貯まったので、ホイールでも変えてみるかと考えていました。

定番のレーシング3やカンパのゾンダも考えましたが、定番すぎて人と被っちゃうんですよね。性能はめちゃくちゃいいんですけど…

また最近のモノクロ基調のリムデザインがちょっと気に入らない。

じゃあ作ってみるか!　となったのでした。

いわゆる手組ホイールですね。

テック長橋本さんに相談してみたところ、作り方を教えてくれるとのこと!

今回用意したのは

リム：TNI Al22　￥4,200＋tax　×２　（Ｆ：20H,R:28H）

ハブ：TNI　エボリューションライトハブ　ＦとＲ含めて￥20,000＋tax

まずはリムとハブを購入し、自分で有効リム径を図ります。

そしてそれとハブの寸法を計算式に打ち込み、スポーク長を出します!

スポーク長計算器など検索するとヒットしますので、それに打ち込みます!

しかしここで僕の出したスポーク長が間違ってることが後日判明！

やはりプロはすごいです!

そしてようやくスポークとニップルを注文！

フロントはラジアル組みですので左右とも同じ長さ。

DT　コンペティション　10本単位での販売です。

リアの場合は一般的にドライブ側が短くなります！

今回リアは28Hですので、左右各14本ずつ必要です。

しかしスポークは10本単位での販売ですので、左右共に20本買うことになりました。

ちょっともったいないですが、予備としても使うことが出来ますので…

ニップルはスポークと一緒に付属してきますが、今回はアルミの青のものを。

こちらは100個単位での販売ですので、次ホイールを組むことがあれば使おうと思います。

そしてハブにスポークを通し、仮組みしていきます！

フロントのラジアル組は楽でしたが、リアがイタリアン組で3クロスの為、教えてもらいながらやりました！

あやとりっていうのですが、これはハマりますね～!

そして仮組が終了すると、いよいよホイールらしい見た目になってきました！

これからテンションを上げつつ、センターを出しつつ、振れを取っていきます！

この作業は沼なので大変です…　　何度か組んで慣れていきたいものです。

最後の仕上げは橋本さんにやっていただきました。

そして出来上がったのがこちら！

フロントが583ℊ、リアが820ℊとけっこう軽量に仕上がりました！

自分で軽量なパーツを選べる手組ならではの魅力だと思います。

かかった予算も、今回は部品代だけですので4万円ほど。　工賃含めても6万円で収まるかと思います！

走ってみた感じでは、やはり今まで使ってきたホイールが完成車に付いてくるような少し重たいホイール（ＷＨ010）だったこともあり、踏んだ感じがものすごく軽く感じました！　またリム外周部も軽いので、シッティングで登るのもラクになったと思います。

自分でホイールを組む体験も含めいい思い出となりました！