【新世代シマノコンポーネント】新型DURA-ACE R9200シリーズ
by: 神戸店

どもッ！！コチラ神戸店マスダです！！

ついに新型105　R7100シリーズが発表されましたね！

これで前作のリア11速コンポーネントが全て新型になりました！

という事で今回から新型コンポーネントがどのような進化を遂げたのか？徹底的に見ていこうと思います！

今回は第一弾という事でDURA-ACE R9200シリーズから見ていこうと思います！

ULTEGRA R8100シリーズや、105　R7100sシリーズに関しましては今後掲載していきますね

新型DURA-ACE　R9200シリーズ

ド―――――――ンッ ！！！

いかにも、爆誕という言葉が似合う高級さが溢れかえってますね！

では、今回は前作のR9100シリーズと比べ、何が変わったのかを見ていこうと思います

クランク

パーツの顔と言ったらどこですか？私はクランクだと思っております。

自転車の表情を変えてくれる大切なパーツ。それがクランクだと思います。

先ず、こちらがR9100シリーズのクランクです。

そして、R9200です。

同グレードでも世代が違えば、見せる表情も変わりますね。

今回からの違いとしては、一つクランクの長さが挙げられます。

前作R9100は165ｍｍから180ｍｍのラインアップとなってましたが、R9200より180ｍｍが廃盤になり、160ｍｍが追加されました。

推測ではございますが、これの背景として設定されてるギアのサイズに原因があるとみられます。

R9100のチェ―ンリングのサイズ展開として「55-42T 54-42T 53-39T 52-36T 50-34T」そして、R9200では「54-40T 52-36T 50-34T」に。

あわせてスプロケットが11-30T、11-34Tの2種類に変更され、それぞれ前作と比べ軽いギア比になっており、強く踏み抜くよりも一定のケイデンスで回すような走り方になるんじゃないかなと思われます。

そのため、短いクランクが重宝されるとして180ｍｍが廃盤となり、160ｍｍが出てきたと考察されます。

また、重量面に関してはFC-R9100 50-34Tで平均重量614ｇに対して、FC-R9200では同じく50-34Tにおいて 平均重量685ｇと明らかな重量増加がみられますが、これにより大幅な剛性の向上につながっていると思われます。

https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g4550170893699/

ディレーラー

前後共に変速速度が大幅に速くなっており、特にフロントにおいてはかなり小さくなっております。

 そして変速速度が前作比45％向上しており、もっとも変速の際、歯数の差が大きいフロントに関しては大きな違いとなっております。

あわせて、ボディが小さくなったことにより、更なる軽量化も可能になりました。

また、リアディレイラーに関しては、前作のRD-R9150よりも58%速い変速スピードとなっております。

そして、STIレバーからがワイヤレスとなったことにより、ワイヤレスユニット.充電器.スイッチを一体化したコンパクトデザインに仕上がっております。

https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g4550170875282/

https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g4550170889821/

STIレバー

R9200シリーズから油圧レバーとワイヤーレバーで大きく形状の差が生まれました。

コチラがST-R9270の油圧モデルです。

そしてワイヤー引きブレーキレバーです。

なかなかに形違いますよね。油圧レバーにおいて特筆すべき点として、上端部とレバー前面の角度です。

なんかすごく大きくなったように見えますよね？

実はこれって大きくなったというより、形が大幅に変化して握りやすさを優先して結果、この形にたどり着いたという方が正しいかもしれないですね。

前作のレバーだとブラケット上部を握り込んだ際に、段差等で抜けてしまったり、うまく握りこめなかったり等デメリットがありました。それらをクリアするにあたり、この形状にたどり着いたとみられます。

また、レバーを握りこんだ時に指を中に入れ込み、しっかりとポジションを取ることができるクリアランスが設定されております。

そして、ブレーキング時のレバーの稼働か所が大きく異なります。

R9100シリーズでは

フリー状態から…

握りこむと、レバー上端までがどうしても飛び出てしまう形状となっておりました。

しかし！！新型からは大きく形状を変更したことにより

この状態から握っても~

レバーのボディが前に突出することは無くなり、握りこんだ際のストレスはかなり減ったと言ってもいいと思われます。

そして前作よりもレバーのクリアランスが広くなったことにより、ブラケット下部に指を3本入れ込み、しっかり握ることが可能になりました。

https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g4550170897901/

これらのように前作R9100シリーズと比較してみると、変速速度は勿論のこと。形状の細部までしっかりとこだわり抜かれた新型DURA-ACE　R9200シリーズ。

どのブランドも在庫欠品が相次いでおりますので、お求めの際はお早めにご注文下さい！！

ではまた、ULTEGRA　R8100シリーズ編でお会いしましょう！