使ってみたシリーズ!新型ピレリ P ZERO RACE TLR RSテストしてきました!
by: フクベ

こんにちは神戸店のフクベです!

2024年5月14日21時30分に情報公開となりました、

イタリアンバイクに乗っている身としては見逃せないMade in ITALYのレーシングタイヤ。

2017年に登場して以来進化を続けるピレリのハイエンドロードタイヤP ZEROが今回フルモデルチェンジしました。
改良されたコンパウンドSMARTEVO2とレイヤーテクノロジーのSpeed CORE技術によってピレリ史上最高のスピード、グリップ、軽量性を実現した”P ZERO RACE TLR RS”をインプレッションさせていただきます。

”P ZERO RACE TLR RS”

 PIRELLI

タイヤタイプ:チューブレスレディ(TLR)
コンパウンド:SmartEVO² コンパウンド
コンストラクション:SpeedCORE™, 120tpiナイロンファブリック
サイズ/重量:700x26C(270g)、 28C(290g)※、30C(310g)※
カラー:ブラック
展開サイズ:26C・28C・30C
※28-622(700×28C)以上はフックドとフックレスのどちらにも対応
¥14,400(税込)

使ってみて

普段からPIRELLIのP ZERO RACE28cにPIRELLIのTPUチューブを利用しているので、今回は同じ28cで使用してみました。

 PIRELLI

 

RS

重量を測ってみると299g(メーカー測290g)。他のブランドのTLRレーシングタイヤに比べても軽量な仕上がりになっています。

タイヤ全体が柔らかいため、素手で軽々とタイヤをホイールに装着することができ、通常のポンプですぐにビートも上がりTLRあるあるのハマらない、ビートが上がらないが無くてすでに好印象。(使用ホイール DURA-ACE C50)

空気の保持

シーラントで施工して、手で中に入れたシーラントを馴染ませただけですが、しっかりと取り付けることができました。
1日くらいであればそのまま乗れてしまう程度しか空気圧の低下はありませんでした。
このタイヤのSpeed COREというレイヤーテクノロジーも改良されているそうで、これは、ゴム化合物にアラミド繊維を配合することでチューブレスタイヤとしての気密性を高めながら、転がり抵抗低減を達成しているとのこと。それが空気の抜けの低さに貢献しているのかもしれません。

P ZERO RACE TLR RS

 

 

今回のポイントは前作のP ZERO TLRより8%の軽量化はできていますが私が使っていたクリンチャーとTPUの組み合わせと比べると逆に数十グラムUPになっているのでそこがどう感じるかが一番のポイントかと思います。

では使ってみた感想を。まず初めに走り出すとクリンチャーからTLRの影響もあると思いますが、タイヤのケーシングとトレッドがしなやかで心地の良い乗り味でした。タイヤ全体で路面からの振動を吸収してくれる感覚で低速でも高速域でも段差などでも快適のためストレスフリーで走れます。グリップと乗り心地が良いため、結果安定して速く走ることができレーサーはもちろんロングライドなど様々なユーザーに合うタイヤだと思います。

重量に関しては私が使っていた組み合わせからは前後で約48g増。さらにシーラントも前後で80gの為、合計128g増となります。こう数字で出してみるとそこそこ増えていますね(*_*; 

その重量分に見合う乗り心地、グリップ感はあると思いますが、どうしても軽量にこだわるヒルクライムレーサーなどにはクリンチャーとTPUの組み合わせがいいのかもしれません。

PIRELLI RS

普段のクリンチャー時はF4.5bar  R5barで運用していたため、今回も同じ空気圧で110km(淡路島ショート)を走ってみましたが下りで少しいつもよりコーナーが怖く感じ少し空気圧を下げて乗ってみるとコーナーはよくなりましたが次は少しもっさり感が出てしまい違和感…帰宅後すぐに空気圧を確認するとF3.4bar R3.9barになっていました。これは低すぎましたね..

 PIRELLI P ZERO RACE TLR RS

次にはF.Rともに4barに設定し練習会に参加してきました。神戸三木~京都舞鶴までの往復200kmライドです。このルートは平坦もありアップダウンもあるコースなのでテストライドにはもってこいのコースです。メンバーもプロ選手、全日本チャンプと豪華メンバーなので最高のテスト環境ですね!(集まった時は生きて帰れるかなと思っていました)

さて結論から申しますと体重65㎏の自分にはこの空気圧が大正解でした。舞鶴への行きは平坦がメインでみんなでローテを回しながら淡々とこなしていきましたが本当に跳ねずに心地よく、スピード維持ができ跳ねないので力をしっかり推進力にしてくれていました。さらには跳ねないタイヤはグリップ感が強すぎて転がり抵抗を感じる物もありますが、このタイヤにはそれが無くコーナリングなどの時はしっかりと地面を捉えながらも平地の巡航時には転がり感がよく非常に好感覚な印象でした!前作から16%転がり抵抗が減っているという点はこの感覚かなと思います。下りももちろん跳ねないため安全に速く下れます。

 結論

グリップと乗り心地が良いため、結果安定して速く走ることができるため、比較的にどんなライダーにもおススメできるタイヤだと思います。どうしても転がり重視になると硬さが目立ちますが、硬さよりもしなやかさを重視していると思います。硬いタイヤが好きな方は正直合わないかもしれません。

また重量の方も気にならず、逆に跳ね感が無くなったため速く走れたように感じたので重量は気になりませんでした。

インプレッション条件

PINARELLO

車体:PINARELLO DOGMA F
ホイール:SHIMANO DURA-ACE C50 リム内幅21c
総走行距離:1248km

 

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