永久保存版！DT SWISSのモデル名について解説します！
by: ニボシ

こんにちは！神戸店のニボシです！

今回は有名ホイールメーカーDT SWISSのモデル名についてのご紹介をします！

DT SWISSについて

DT SWISSはスイスを本拠点とし、ハブ、リム、スポークのすべてにおいて高い技術力を持っているメーカーです！ロード、マウンテンともに様々なモデルを展開しておりますが、今回は神戸店で在庫が多いロードバイク用のホイールについて紹介します！

モデル(アルファベット)

ここからはDT SWISSのモデル名について解説します！アルミモデルもございますが、今回はカーボンモデルについて詳しくご紹介します！

ARC:こちらのモデルは空力に特化したモデルで48mm以上という高めのリムハイトを搭載しております！エアロバイクにお乗りの方や平坦を強化させたい方にオススメのホイールとなっております！

PRC:こちらのモデルはパフォーマンスに特化したモデルでリムハイトは21mmや35mmがラインナップとして用意されています！レースや普段のライドでオールラウンドな乗り方をされる方にオススメのホイールです！

ERC:こちらのモデルはエンデュランスに特化したモデルでなんと未舗装路も走ることができます！実際にシクロクロスのレースでこちらのホイールを使用している選手も見かけます！

モデル（数字4桁）

モデル名のアルファベットの後についている数字はグレードの高い物から1100→1400→1600→1800となっており、違いは主にハブとスポークの差です！

1100:ハブは180モデルのハブが搭載されており、最軽量・セラミックベアリング・36TスターラチェットEXPシステムなど、ハイエンドの機能が備わっています！また、スポークは最新のエアロスポークが搭載されています！

1400:ハブは240モデルのハブが搭載されており、スチールベアリング・36TスターラチェットEXPシステムの機能が備えられています！スポークは最新ではないですが、エアロスポークを搭載しています！

1600:ハブは350モデルのハブが搭載されており、18TスターラチェットEXPシステムを搭載しております！標準では18Tのスターラチェットですが上位モデルと同じ36Tのスターラチェットに交換することもできます！

1800:ハブは370モデルのハブが搭載されており、旧スターラチェットが搭載されています！ハブにこだわりがない方は十分なモデルです！

DICUT,SPLINEについて

DICUTはエアロを意識したハブのモデル名です！スポークやハブの部分がエアロ形状になっており、空力に特化したモデルです！

SPLINEは剛性と耐久性を意識したモデルになっており、未舗装路も走られる方にオススメのホイールです！

モデル（数字2桁）

残りの数字2桁は他のホイールメーカーと同じように、リムの高さになっております！

リムブレーキモデルは21mmから、ディスクブレーキモデルは23mmからラインナップがあり、最高リムハイトはどちらも80mmまでございます！

また、数字2桁の後についている「DB」の文字はディスクブレーキモデルを表しています！

DT SWISSのアフターサポートについて

DT SWISSはアフターサポートにも優れており、「クラッシュ・リプレースメント」のサービスがございます！

このサービスの内容は、万が一破損や自損事故が発生した場合、 DT Swissカーボンホイールを適正価格で修理できるといったものです！

・ホイール1本あたりの費用：249スイスフラン/249ユーロ/249米ドル。7/15現在で約4万円

・例外：ARC 1100 DISCディスクホイールは749スイスフラン/749ユーロ/749米ドルとなります。7/15現在で約12万円

・新しいリム、ニップル、チューブレステープが含まれます。

・修理後の送料が含まれます。

・当社のクラッシュ・リプレースメント・プログラムは、DT Swissカーボンホイールの最初のご購入者を対象に、ご購入日から10年間有効です。

・2020年1月1日以降に購入された、2020年モデル以降のすべてのカーボンホイールに適用されます。

※メーカーサイトより抜粋

といったように、2020年以降のモデルでファーストオーナーであれば10年間格安で修理を受けることができる大変お得なサポートになっております！

まずこのサポートを受けずに済むのが第一ですが、「もしも」の時に安心して受けれるサービスがあるのはホイールを選ぶ上で大きなメリットになると思います！特に競技をされる方は落車のリスクが大きいと思いますので