【基礎知識】普通のインナーシャツではカゼを引きます【汗冷えは大敵】
by: コンドウ

1 寒い時期の快適なサイクリングにはインナーが特に重要

寒い時期の快適なサイクリングにはインナーが特に重要

量販店のインナーではカゼを引く

ヒートテックに代表される量販店の冬用インナーは【身体から水蒸気となって発散される微量な汗を繊維で捕まえて水分にすると熱が発生する】という原理を利用している製品です。

水分を保持しやすい繊維でできているので【濡れると乾きにくい】という欠点があり、サイクリングの時にこうした量販店のインナーを着ていると汗を吸って濡れたシャツがなかなか乾かず汗冷えを起こしてカゼを引く原因になります。（登山などでは低体温症を引き起こして命に関わる事も…）

日常用の衣類としては快適で便利なものですがやはりサイクリングには向いていないので、汗をかいても乾きやすいスポーツ用のインナーを使うことが重要です。

薄手で速乾性が高い定番インナー

パールイズミ　ウォームフィットドライアンダー　￥5,500（税込）

肌寒い時期がメインの薄手で速乾性重視の秋冬用。秋・冬・春と使えるシーズンが長いので定番で持っておきたいインナーです。
真冬でも汗かきの方は厚手のインナーよりも速乾性が高い薄手インナーの方が快適な場合もありますし、寒暖差が激しい時期の温度調節用にも大活躍します。

ワイズロードとMIZUNOが共同企画！

MIZUNO　ブレスサーモアンダーワイズロードオリジナルモデル　￥7,600（税込）

大手スポーツ用品メーカーとワイズロードが共同企画！MIZUNO社の看板製品であるBREATH THERMOを採用し、自転車に乗った際の乗車姿勢に合わせた形にデザインされた自転車用高機能インナー。中厚タイプの生地なので真冬のサイクリングにもバッチリ対応します。毎年 Mサイズ・Lサイズあたりは売り切れになるので早めの購入をお勧め致します。

快適なインナーは快適なサイクリングの要です。一般的なインナーシャツよりもお値段はかなり高いですがそれだけの価値があります。ぜひ活用して寒い時期にもサイクリングを楽しんで下さい！