【試乗会インプレッション】見た目からでは想像できない乗り味だ！
by: マツモト

こんにちは、神戸店マツモトです。

今回は、Wirier「VERTICALE SLR」の試乗インプレッションです！
トップ画像にもなっていた、ハンドルまで緑輝くVERTICALE SLR。この自転車の魅力を細かくお伝え出来たらなと思いますので最後までお読みいただければ幸いです。

私自身初めてのWirier。めちゃくちゃ派手な自転車に乗った感想はいかに！

こだわり抜いたWirier VERTICALE SLR

定価：SHIMANO DURA-ACE DISC Di2 / MICHE KLEOS RD 36 仕様完成車：1,936,000円（税込）
定価：SHIMANO ULTEGRA DISC Di2 / MICHE KLEOS RD 36 仕様完成車：1,727,000円（税込）

適応身長168㎝～175㎝

Wirier VERTICALE SLRのレキシ

VERTICALE SLRはWirierの最新フラッグシップモデルになります。
このモデルは100年以上の歴史を誇るウィリエールの最新「軽量クライミングバイク」となります。

Verticale SLRは、2019年に登場した世界初のディスクブレーキ専用超軽量ロードバイク「Zero SLR（ゼロ SLR）」の後継機として誕生しました。
特に有名な 戦績ですと、2019年の登場以来のアスタナ・カザフスタンなどのプロチームを支え、ツール・ド・フランスなどのビッグレースで数多くの勝利を収めました。

交代の背景といたしましては、5年の歳月を経てさらなる軽量化と剛性の向上を試み、2024年「VERTICALE イタリア語【垂直】」の名でフルモデルチェンジしております。

東レの第3世代炭素繊維であるT1100、T800に加え、高弾性率を誇る「M46JB」を融合させた。さらに、新しい製造技術「アクティブモールディングシステム」を採用。

アクティブモールディングシステムとは特殊な発泡ポリマーを金型に使用し、硬化プロセスで内側から高い圧力をかける技術。これにより、余分な樹脂や気泡（ボイド）を徹底的に排除し、軽量化と剛性アップを同時に実現しました。（メーカー引用）

続いては、確かな研究結果とプロライダーが意見を出しあった最高なバイクを乗らさせていただいたインプレッションをお伝えいたします。

エアロオールラウンドバイクとはこのことか、～VERTICALE SLR～

～感想～

第一印象は速度30kmまで行くのが非常に楽という事でした。完成車の車体重量はコンポーネントにもよりますが、6.5㎏～7.0㎏と軽量バイクの中でも特に軽い部類に入ってきます。UCIが定める6.8㎏を下回るポテンシャルを持っております。これは軽量好きにはたまらない軽さです。
　また速度30kmを持っていくまでにダンシングを行った際に、フレームの上半分(ハンドル、トップチューブ、サドル）がとても操作しやすい。決して「ひらひら」といった感覚は無く、下半分の剛性はしっかりあってグングン進んでいくのに、上半分はハンドルを振りやすい自転車でした。よって登りであってもとんでもない加速で駆け上がっていくでしょう。この走行に対しての「快適性」を実現している自転車に乗れて非常に楽しかったです。

次に、速度30kmをキープさせた際の印象です。他のメーカーも乗ってみて総合的に感じてのはVERTICALE SLRは「硬めのフレーム」であるというところです。先ほどでも少々触れましたが、T1100で作られたBB周り剛性が感じられ、エアロバイクの様な進み具合でした。よって楽に30kmキープが出来ました。本来、「伸びがないバイク」なんて呼ばれる自転車は0〜30kmまでは出しやすいが、それ以上は、踏んでいかないと推進力が感じれない。に対して、VERTICALE SLRはグングン進んでいく。見た目からは想像できない走行感でいい意味で裏切られましたね。

その他の写真

～最後に〜

VERTICALEに乗る前は、フレームに大きな特徴は見当たらなかったので、正直見た目だけは走行性能に期待はしていなかったが、見た目だけで判断をしていたのが大きな間違いでした。ひとこぎしたとたん、その印象はすぐに払拭され、今回の試乗会でこのVERTICALE SLRが乗っていて一番楽しかったです。

新しい自転車を検討されている方は、自分が乗っているのを想像できる自転車を選んでいただけると所有感は非常に高いと思います。

神戸店も乗っていることを想像しやすいブログを今後も投稿してまいりますので、最高な一台を探しましょう。

以上、試乗インプレッション「Wirier VERTICALE SLR」でした。