【MERIDA】高い空力性能を手に入れ進化したオールラウンダー【SCULTURA 5000】
by: 渡邉考一

エアロ性能を向上させたハイパフォーマンスなオールラウンダー

SCULTURAといえばMERIDAのロードバイクを代表するオールラウンドモデルです。

そんなSCULTURAが前モデルよりも空力性能を向上させて登場しました。
今回入荷したのは「SCULTURA 5000」です。

新型SCULTURAは、登りを得意とするオールラウンダーですが、エアロロードであるREACTOの空力技術を取り入れることで高い空力特性も獲得したのが特徴です。
オールラウンダーに最も求められる性能は軽さですが、空気抵抗は少ないに越したことはありません。

さらに、こちらも重要な性能である快適性も向上しました。
BBからサドルまでの垂直方向の剛性をあえて若干下げた設計とし、さらに短く変更されたシートチューブから、その分長く出たシートポストのしなりを利用することで高い快適性を実現しています。
もちろんパワー伝達効率に関わる横剛性はしっかりと確保されています。

より上位グレードのモデルでは、コクピット周りのケーブル、ホース類は完全に内装されていますが、「SCULTURA 5000」では、ステム部分のラインはカバーで覆われ、ハンドル部分は外装となっています。
完全内装ステム、ハンドルに比べると空力性能は若干劣りますが、逆にお好みのハンドルに自由に交換できるというメリットがあります。

コンポーネントには、機械式のSHIMANO ULTEGRAを搭載。電動変速コンポよりコストを抑えつつ十二分な性能を維持できる、バランスの取れたチョイスです。

ディスクキャリパーの放熱を助ける、MERIDAのバイクではおなじみのDISC COOLERも装備。過酷な条件でも安定したブレーキ性能を維持することができます。

あまり目立ちませんが、ディレイラーハンガーがダイレクトマウントタイプなのもうれしいポイントです。

登坂性能もちろんのこと、エアロ性能も獲得してさらなる進化を遂げた「SCULTURA 5000」は、数あるロードバイクの中でもコストパフォーマンスの高い１台といえるでしょう。

MERIDA 2022 SCULTURA 5000

価格：￥407,000（税込）
ドライブトレイン：2×11＝22速
サイズと適応身長の目安：
44cm(XXS)　160～170cm
46cm(XS)　165～175cm
48cm(S)　170～180cm
50cm(M)　175～185cm
52cm(L)　180～190cm
重量：8.7kg(S)

※店舗の在庫状況は日々変動いたします。本記事の商品が在庫切れの場合もございますのでご了承ください。
※価格は記事掲載時のものです。